0歳(6〜11か月)の生活と安全|ねむり・食事・事故の予防・スマホやテレビとのつき合い方
毎日の生活は、育ちの土台です。
0歳後半の「ねむり・食事・安全・メディア」について、公的な目安があるものは目安を示し、ないものは家庭の工夫として正直に書きます。
このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
ねむり:昼夜の区別がついてくる時期
夜にまとまって眠る子もいれば、夜泣きや夜中に何度も起きる子もいます。睡眠のリズムには個人差があります。
家庭でできる工夫としては、次のようなものがあります。
- 朝は光を浴びて起きる。昼は体を動かして遊ぶ
- 寝る前の流れ(お風呂→着替え→絵本→消灯)を一定にする
- 夜泣きのときは、まず安全を確認し、少し様子を見る。泣き止まないときは抱っこや声かけで落ち着かせる
どれも「できたら」で十分です。できない日があっても、翌日からまた整え直せばよいのだと思います。共働きの家庭では、夜間対応を分担して、親の睡眠を守る工夫も大切です。
睡眠中の安全
こども家庭庁の「こどもの事故防止ハンドブック」では、敷布団やマットレスなどの寝具は硬めで平坦なものを使うこと、1歳になるまでは寝かせるときはあお向けにすること、寝ている子の顔の近くに口や鼻を覆ったり首に巻き付いたりする物を置かないことがあげられています。大人用ベッドやソファからの転落にも気をつけてください。
食事:離乳食は「慣れること」が目的の時期
離乳の開始直後は、離乳食を飲み込むこと、その舌ざわりや味に慣れることが主目的です(厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」)。食べる量はまだ少なくて大丈夫です。
- 固さは、なめらかにすりつぶした状態から、少しずつ進める
- 新しい食材は、少量から。体調のよい日に試す
- はちみつは、1歳を過ぎるまでは与えません(ガイドでは、乳児ボツリヌス症を引き起こすリスクがあるためとされています)
進め方の全体像は08の記事にまとめました。食べない日があっても、数日単位で見ると気持ちが楽になります。
歯のケアは、生え始めから
最初の乳歯は生後6〜8か月ごろに生え始めます。歯が生え始めたら、ガーゼで拭く、歯ブラシに慣れる、といったケアを少しずつ。仕上げは大人の仕事です。
安全:動きの広がりに合わせた見直しを
こども家庭庁は「こどもの事故防止ハンドブック」を公開しています。対象は0〜6歳で、この年代の家庭内の事故の予防のポイントがまとめられています。一度目を通しておくと、家の見直しがしやすくなります。
0歳後半は、「口に入れる」「つかまって立つ」「移動する」が重なる時期です。一般的な注意点として、次のような場所を点検しておくと安心です。
- 誤飲しそうな小さい物、ボタン電池、たばこ、洗剤、薬などを手の届かない場所へ
- つかまり立ちでの転倒、家具の転倒、段差からの転落
- お風呂の残り湯(入浴後は浴槽の水を抜く。浴室に外鍵を付けて、子どもが一人で入れないようにする)
- やかんや炊飯器など、熱い物の置き場所
- ひも類、ビニール袋、電気コード、窓のブラインドのひも
「危ないから触らないで」と言う回数を数えるより、危ない物に届かない環境を作るほうが、この時期は確実です。
スマホやテレビとのつき合い方
この時期の赤ちゃんにとって大切なのは、画面より、人の声と顔です。大人が語りかけ、歌い、応える。その時間が、ことばと心の土台になります。
一方で、共働きで時間に追われる家庭にとって、動画は心強い味方でもあります。家事の間の短時間など、場面を決めて使うこと。「見せてしまった」という罪悪感ではなく、使い方の工夫として考えるのが現実的だと思います。
- 見る内容は親が把握できるものに
- 食事中・寝る直前は見ない、などの場面の約束を少しずつ
小さい約束から始めて、続けられる形を探すのがよいと思います。
生活のこと全部に通じること
生活リズムも安全も、「完璧にやる」ことが目標ではありません。親が疲れ切ってしまったら、続けることが難しくなります。
できる範囲で整えて、気になることがあれば専門家に聞く。その繰り返しで十分だと、私は思います。
このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
子どもの体調やケガで迷ったときは、子ども医療電話相談(#8000)に相談できます。
出典
- 厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」https://www.cfa.go.jp/sites/default/files/node/basic_page/field_ref_resources/ff38becb-bbd1-41f3-a95e-3a22ddac09d8/8ad42093/20230401_policies_boshihoken_123.pdf
- こども家庭庁「こどもの事故防止ハンドブック」https://www.cfa.go.jp/policies/child-safety-actions/handbook
- 日本歯科医師会「歯とお口の発生と育ち方」http://www.jda.or.jp/park/function/teeth-grow.html
