0歳(6〜11か月)・0歳児クラス

0歳(6〜11か月)の成長の目安|体・ことば・心・生活の「今ごろ」と、幅の話

「寝返りはまだ」「離乳食、思うように進まない」。小さな「まだ」が気になる日のために。
0歳後半の育ちの目安を、体・ことば・心・生活に分けてまとめました。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。


最初に:目安には「幅」があります

ここに書く数字は、たくさんの子を調べた「中央値」(真ん中の子の値)です。
0歳後半は、寝返りも、おすわりも、ハイハイも、始まる時期の差が大きい時期です。目安から外れているように見えても、それだけで心配のサインになるわけではありません。

逆に、「まあ、そのうち」と置いておく必要もありません。気になることがあれば、月齢の健診を待たずに、かかりつけ医や市区町村の窓口に相談してよいのです。相談先は、この記事の最後と07の記事にまとめました。

体の育ち

身長と体重:中央値と「幅」

こども家庭庁の「令和5年 乳幼児身体発育調査」によると、生後6か月ごろ(6〜7か月未満)の中央値は、男の子が身長67.6センチ・体重7.9キロ、女の子が身長66.3センチ・体重7.5キロです。1歳になるころ(11〜12か月未満)には、男の子が身長73.1センチ・体重9.0キロ、女の子が身長71.9センチ・体重8.5キロになります。

注目してほしいのは「幅」です。1歳になるころの男の子の身長でも、ほとんどの子が入る幅(3〜97パーセンタイル)は68.4センチから77.4センチまで、約9センチもあります。
つまり、同じ月齢でも、体の大きさにこれだけの開きがあるのが普通なのです。「平均と違う」ことは、「おかしい」ことではありません。

動きの広がり

寝返り、おすわり、ずりばい・ハイハイ、つかまり立ち。この順序で進む子が多いですが、時期はさまざまです。ハイハイを長く続ける子、おすわりが得意な子。動きの「得意分野」も、その子らしさです。
できるようになる時期は、子どもによってさまざまです。気になる様子が続く場合は、健診や、かかりつけ医が相談の場になります(02の記事)。

歯

日本歯科医師会によると、最初の乳歯は生後6〜8か月ごろに生えてきます。ちょうどこの時期が、歯の生え始めと重なります。生える時期にも個人差があります。

ことばの育ち

「あー」「うー」という声から、同じ音を繰り返す喃語(「まんまんま」など)へ。意味のある言葉はまだ先でも、音でやり取りする力は育っています。

声をかけると振り向く、笑いかけに笑い返す。ことばの土台は、こうした「やり取り」の中にあります。耳の聞こえは、ことばの育ちと関係します。「大きな音への反応が気になる」という様子がある場合は、かかりつけ医に相談してください。

心の育ち

人見知りが始まる子が増える

知っている人と、知らない人を区別できるようになる時期です。人見知りは、特定の大人との結びつきが育っている証拠でもあります。

後追いの始まり

大人の姿を目で追い、見えなくなると泣く。移動ができるようになると、後追いも本格化します。探しに行ける力と、離れたくない気持ちの両方が育っている姿です。

生活の育ち

睡眠:夜にまとまって眠るようになってくる

夜に長く眠るようになる子もいれば、まだ何度も起きる子もいます。お昼寝の回数も、子どもによってちがいます。
睡眠の長さやリズムには個人差があります。「夜中に何度も起きる」「寝かしつけに時間がかかる」という悩みは、この時期にとても多いものです(04・06の記事)。親の睡眠が削られ続けているなら、それ自体が相談してよいことです。

食事:離乳食の時期

離乳の開始は、生後5〜6か月頃が適当とされています(厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」)。開始の目安は、首のすわりがしっかりしている、支えると座れる、食べ物に興味を示す、スプーンを舌で押し出すことが少なくなる、といった発達のサインです。ガイドは、月齢はあくまで目安で、子どもの様子を見ながら進めることを大事にしています。進め方は08の記事にまとめました。

気になるときは

  • かかりつけ医
  • 園の先生(通園している場合)
  • お住まいの市区町村の「こども家庭センター」
  • 市区町村の乳幼児健診の場

比べる相手は、ほかの子ではなく「少し前のわが子」です。それでも気になることがあれば、それは相談の理由として十分です。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
気になることがあるときは、かかりつけ医や、お住まいの市区町村の「こども家庭センター」に相談できます。

出典

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