0歳(0〜5か月)の発達で気をつけたいこと|乳児健診の使い方と、相談してよいサイン・相談の仕方
「気をつけたいこと」と聞くと、少し身がまえてしまいますよね。このページは、わが子をチェックするためのものではありません。
0歳前半の健診の位置づけと、気になることがあったらどこに聞けるかをまとめました。
このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
この時期の健診について
乳幼児健診のうち、1歳6か月児健康診査と3歳児健康診査は、母子保健法第12条で市区町村の実施が義務付けられている健診です。0歳の時期の健診(1か月児健診、3〜4か月児健診など)は、第13条の枠組みで、市区町村が必要に応じて実施しているものです。1か月児健診については、国の費用の助成があります。
こども家庭庁のページによると、乳幼児健診は「こどもの健康状態を把握し、健康の保持や増進を図るために重要」とされています。
市区町村から案内が届く健診は、受けておくのが基本です。体の発育を見てもらう場であると同時に、授乳や睡眠など、日ごろの心配を医師や保健師に聞ける場でもあります。
健診の前に、心配をメモしておく
「体重の増え方が気になる」「音への反応が気になる」「授乳がうまくいかない」。日ごろ気になっていることは、メモして持っていくのがおすすめです。健診は、そのメモを専門家と一緒に確認する場です。
相談してよいサイン
診断はできませんし、このページで見分けることもできません。
ただ、「こういう様子が続いたら、一度相談してみよう」という目安を持つことはできます。どれも「相談してよい」ことであって、「異常」という意味ではありません。
体の発育のこと
- 体重の増え方が、母子健康手帳の発育曲線から外れてきた
- 授乳の量や回数に、心配が続いている
- 体の動きの左右差が目立つ、体が極端にやわらかい・硬い様子が続く
聞こえ・見え方のこと
- 大きな音への反応が気になる
- 目でものを追う様子が少ない
- あやしても笑う様子が乏しい日が続く
ことばの育ちには、耳の聞こえが関係します。気になる様子があれば、健診を待たず、かかりつけ医に相談してください。
体調のこと
- 熱が続く、哺乳の元気がない、泣き方がいつもとちがう
月齢の小さい赤ちゃんの体調の変化は、早めの受診が基本です。迷ったときは#8000(子ども医療電話相談)も使えます。
相談の仕方
「具体的な場面」を伝える
「発達が遅い気がする」だけより、「音のする方を向かないことが多い」「体重が2週間で増えていない」という場面や数字のほうが、専門家は一緒に考えやすくなります。
相談先は、いくつもあります
- かかりつけ医:体と発達の身近な相談先です
- 助産師・保健師:授乳や育児の相談ができます(市区町村の窓口や健診の場で)
- こども家庭センター:市区町村の相談窓口で、子育て全般の相談ができます
- #8000(子ども医療電話相談):夜間や休日に、子どもの病気やケガで迷ったときに
「様子を見ましょう」と言われたら
その日のうちに答えが出ないこともあります。その場合は、「どれくらい様子を見て、次はいつ相談すればよいですか」と聞き返して大丈夫です。次の機会が分かれば、家庭で見守る気持ちも落ち着きます。
健診は「判定」の場ではありません
0歳前半の育ちには、大きな幅があります。健診で何かを指摘されたからといって、それが確定した診断というわけではありません。必要な相談や支援につながるための入口です。
逆に、気になることがあるのに「健診では何も言われなかったから」と置いておく必要もありません。親の「何か気になる」という感覚は、大切な情報です。
このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
気になることがあるときは、かかりつけ医や、お住まいの市区町村の「こども家庭センター」に相談できます。
出典
- こども家庭庁「乳幼児健診に関する取組み」https://www.cfa.go.jp/policies/boshihoken/nyuyojikenshin/
- こども家庭庁「こども家庭センターについて」https://kokasen.cfa.go.jp/about
- 厚生労働省「子ども医療電話相談事業(#8000事業)について」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/newpage_55223.html
