0歳(0〜5か月)

0歳(0〜5か月)の成長の目安|体・ことば・心・生活の「今ごろ」と、幅の話

「体重の増え方は大丈夫かな」「首のすわりが遅い気がする」。小さな心配が次々に浮かぶ日のために。
0歳前半の育ちの目安を、体・ことば・心・生活に分けてまとめました。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。


最初に:目安には「幅」があります

ここに書く数字は、たくさんの子を調べた「中央値」(真ん中の子の値)です。
0歳前半は、体がぐんぐん大きくなる時期であると同時に、首のすわりや寝返りなど、発達の時期の個人差も大きい時期です。目安から外れているように見えても、それだけで心配のサインになるわけではありません。

逆に、「まあ、そのうち」と置いておく必要もありません。気になることがあれば、健診を待たずに、かかりつけ医や市区町村の窓口に相談してよいのです。相談先は、この記事の最後と07の記事にまとめました。

体の育ち

身長と体重:中央値と「幅」

こども家庭庁の「令和5年 乳幼児身体発育調査」によると、出生時の中央値は、男の子が身長49.4センチ・体重3.06キロ、女の子が身長48.8センチ・体重2.95キロです。生後3〜4か月未満では、男の子が身長62.3センチ・体重6.55キロ、女の子が身長60.6センチ・体重6.06キロ。生後5〜6か月未満では、男の子が身長66.2センチ・体重7.56キロ、女の子が身長64.7センチ・体重7.10キロになります。

注目してほしいのは「幅」です。生後5〜6か月未満の男の子の身長でも、ほとんどの子が入る幅(3〜97パーセンタイル)は61.9センチから70.1センチまで、8センチ以上の開きがあります。
体の大きさは、子ども一人ひとりでちがいます。「平均と違う」ことは、「おかしい」ことではありません。母子健康手帳の発育曲線に沿って、その子なりに伸びているかを見るのが基本です。

動きの始まり

首のすわり、寝返り、手を伸ばして物をつかむ。この順序で進む子が多いですが、時期は子どもによってちがいます。
起きている時間に、大人が見ている中で、うつぶせの姿勢で遊ぶ時間(うつぶせ遊び)を少しずつ取り入れている家庭もあります。

歯

最初の乳歯は生後6〜8か月ごろに生え始めます(日本歯科医師会)。生える時期には個人差があります。

ことばの育ち

「あー」「うー」という声(クーイング)から、声を上げて笑う、音のする方を向く。言葉の前の段階のやり取りが育つ時期です。

大人の顔を見て、大人の声に応える。この「やり取り」が、ことばの土台です。耳の聞こえは、ことばの育ちと関係します。「大きな音への反応が気になる」という様子がある場合は、かかりつけ医に相談してください。

心の育ち

特定の大人との絆が育つ時期

保育所保育指針は、乳児期の特徴として「特定の大人との応答的な関わりを通じて、情緒的な絆が形成される」と書いています。
泣いたら抱かれる、声を出したら応えてもらえる。その繰り返しが、安心感の土台になります。

表情が豊かになる

あやすと笑う、社会的な笑いが増えてくる時期です。人との関わりを楽しむ力が育っています。

生活の育ち

睡眠:昼夜の区別がつき始める

生まれたばかりのころは短い睡眠を繰り返しますが、月齢が進むにつれて、夜にまとまって眠る時間が少しずつ長くなってきます。リズムのでき方には個人差があり、夜中に何度も起きるのはこの時期の普通の姿です。ねむりの悩みは08の記事にまとめました。

食事:母乳やミルクが中心

この時期の栄養は、母乳や育児用ミルクが中心です。厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」は、離乳の開始前の乳児にとって最適な栄養源は乳汁(母乳又は育児用ミルク)であるとしています。離乳食の開始は、生後5〜6か月頃が目安です。

気になるときは

  • かかりつけ医
  • お住まいの市区町村の「こども家庭センター」
  • 市区町村の乳幼児健診・保健師

比べる相手は、ほかの子ではなく「少し前のわが子」です。それでも気になることがあれば、それは相談の理由として十分です。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
気になることがあるときは、かかりつけ医や、お住まいの市区町村の「こども家庭センター」に相談できます。

出典

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