「クモはこん虫?」で迷う子への、こん虫のからだの教え方
3年生・こん虫のからだのつくりと育ち方 🦋
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「クモって、虫でしょ?」「ダンゴムシは、こん虫?」。
3年生の理科で、こん虫のからだのつくりを学ぶと、こんな疑問がたくさん出てきます。実はこれ、いちばん大事なポイントに気づきかけているしるしです。
見た目の「虫っぽさ」ではないんですよ🐾
🤔 「こん虫」のきまり
こん虫のからだは、頭・むね・はらの3つに分かれています。そして、あしは6本で、ぜんぶむねから生えています。目や、においなどを感じるしょっかくは頭にあります。はねがあるなかまは、はねもむねについています。
🐞 こん虫と、こん虫ではないなかま
| なかま | からだ | あし | こん虫? |
|---|---|---|---|
| チョウ・バッタ・トンボ | 頭・むね・はら | 6本 | こん虫 |
| クモ | 2つに分かれる | 8本 | こん虫ではない |
| ダンゴムシ | たくさんのふし | 14本 | こん虫ではない |
はねの数はなかまによってちがいます(はねのない こん虫もいます)。まずは「からだが3つ・あしが6本」を目じるしに
🦋 育ち方にも、2つのタイプがある
チョウは、たまご → よう虫 → さなぎ → せい虫と育ちます。さなぎの時期に、すがたが大きく変わります。
いっぽう、バッタやトンボは、さなぎにならずに大きくなります。トンボのよう虫は「ヤゴ」とよばれ、水の中でくらしています。皮をぬぎながら(だっぴ)、少しずつ大きくなっていきます。
🌱 家でできる、3つの伝え方
「あしは何本? どこから生えてる?」と一緒に見る
図かんや写真、公園で見つけた虫で、あしの数と、生えている場所を一緒に確かめます。「むねから6本!」が見つけられたら、こん虫博士への第一歩です。
見たまま絵にかいてみる
からだを3つに分けて、あしを6本かく。かいてみると、見ていなかったところに気づきます。あしを、はらからかいてしまう子が多いので、そこを一緒に見直すと理解が深まります。
どこにすんでいるかを考える
チョウは花のまわり、ダンゴムシは石の下。生き物は、食べものや、かくれる場所があるところにすんでいます。「どうしてここにいるのかな?」と考えるのも、理科の大切な見方です。
① おとなと いっしょに ② 口に 入れない ③ おわったら 手を あらう
虫は、むりにさわらなくて大丈夫です。見るだけでも十分な観察になります。
❌ 親がやりがちなNG対応
親が「きゃー!」とこわがると、子どもも虫を遠ざけます。反対に、苦手な子にむりにさわらせる必要もありません。見る・かく・調べるだけで、観察は十分に楽しめます。
名前をたくさん知っていることより、「からだが3つ、あしが6本だからこん虫」と説明できることのほうが、3年生の理科ではずっと大切です。
✨ できるようになったサインと、次のステップ
「クモはあしが8本だから、こん虫じゃないね」と理由をつけて言える。
虫を見つけると、まずあしの数を数えている。
――次は、植物の育ち方(VOL.86)とくらべてみましょう。
かなで先生の新しいシリーズ「いきもののもり」(こん虫のからだ・チョウの育ち・虫じゃないなかま ほか、全8曲)を制作中です。公開したら、このページからも見られるようにします。
▶ かなで先生のチャンネルを見るまるちゃん先生は、元小学校教員+数学教室主宰という経歴を持つ架空のキャラクターであり、実在の人物ではありません。ただし、語る内容は、現場の教育実践と数学教育研究に基づいて構成しています。お子さんとの向き合い方の参考になれば幸いです。
