小1VOL.25⏱ 読了 約4分教えて、まるちゃん先生

「3+2」で止まる子に、本当に伝えたいたしざんの本質

小学1年生・たしざん入門でつまずく理由と、家でできる伝え方 🍎

📑 目次を見る

    「3+2=?」――小学1年生の算数の入り口、たしざんです。

    大人にとっては当たり前の計算ですが、ここで指が止まる子は決して少なくありません。
    「指で数えればいいじゃない」と思いますよね。でも、お子さんはそれすらどうやればいいのか、戸惑っている可能性があるんです。

    今日は、「たしざんの最初の一歩」でつまずく子に、家でできる伝え方をお話しします。

    まるちゃん先生
    元小学校教員として20年、現場で見てきました🐾
    たしざん入門は、「数は "あわせる" ことができる」という発想を初めて使う単元。これを体で覚えるところから始まるんです。

    🤔 なぜ「3+2」で止まるのか

    「3」と「2」が分かっていても、「あわせる」という操作が、頭の中でまだ起きていない――これが原因です。

    数を「かぞえる」ことと、数を「あわせる」ことは、子どもにとって別の活動。
    「3」「2」と言えるのに、「3と2をあわせる」と言われると固まる子は、まさにこの段階にいます。

    必要なのは、ドリルではなく「実物をあわせる体験」。手を動かして「あわせると増える」感覚を、体に入れてあげることです。

    🍎 「3と2」をあわせてみよう!

    3こ 2こ 5 あわせると、ぜんぶで 5こ
    「あわせる」=「ふえる」ことを、まずは目で見て体験

    🌱 家庭でできる、3つの伝え方

    🍎 ポイント①

    食べ物・おもちゃで「あわせる」体験

    クッキー3枚と2枚をお皿の上であわせる。みかん3個とりんご2個を一緒のかごに入れる。実物が増える瞬間を、目で見て手で触る経験が何より大事です。プリントの数字より、テーブルの上のおやつから始めましょう。

    ✋ ポイント②

    指を使うのを禁止しない

    「指で数えちゃダメ」と止めると、子どもは混乱します。指は、子どもが最初にもらった計算機。1年生のあいだは、思い切り使わせてあげてください。指で数える経験を重ねるうちに、自然と頭の中だけで計算できるようになります。

    🎵 ポイント③

    「いくつといくつ」と並行して

    vol21でお伝えした「10の合成」と、たしざんは表裏一体です。「7と3で10」が言えれば「7+3=10」も自然に出ます。たしざん練習が苦しい時こそ、いくつといくつに戻ると、スッと進むことがあります。

    ❌ 親がやりがちなNG対応

    ❌ NG① ストップウォッチで急がせる

    「100ます計算」のような速さ重視の練習は、意味を理解した後の応用編。最初から急かすと、子どもは「算数=つらい」と覚えてしまいます。今は、ゆっくりでも答えにたどり着ければ100点です。

    ❌ NG② 答えを先に言ってしまう

    考えている子に「5でしょ」と答えを先回りしないこと。考える時間が、計算力を育てる一番の栄養です。10秒、20秒待つくらいの忍耐が、親に求められる場面です。

    ✨ できるようになったサインと、次のステップ

    ✨ こんな様子が見えたら、たしざんが分かったサインです

    「3+2は…5!」と、指を見ずに答えられる。
    おやつを「ぜんぶで何個?」と聞いたら、自分で数える。
    ―― ここまで来たら、「いくつといくつ」「繰り上がりたしざん」に進んでOKです。

    まるちゃん先生
    最初のたしざんは、算数人生の入り口
    ここを「楽しい」と感じられた子は、その後の算数も伸びやすいんですよ🐾
    🎵 うたでも まなべます|かなで先生

    たし算の意味づけとあわせて、たしひきソングで音からのインプットもどうぞ。

    ▶ たしざんひきざんのうた くわしいページへ
    📖 連載について このコラムは、AIを活用した教育キャラクター「まるちゃん先生」が、小学校算数のつまずきについて語る連載です。

    まるちゃん先生は、元小学校教員+数学教室主宰という経歴を持つ架空のキャラクターであり、実在の人物ではありません。ただし、語る内容は、現場の教育実践と数学教育研究に基づいて構成しています。お子さんとの向き合い方の参考になれば幸いです。
    💬
    LINE 公式アカウント学年を送ると、おすすめ記事が届きますともだち追加して「1ねん」「2ねん」…「6ねん」と送るだけ。お子さんの学年に合った人気記事3本をすぐお届けします🐾
    ▶ ともだち追加(無料)