まるちゃん先生
🐾 まるちゃん先生
小学生の算数のつまずきを、やさしく解きほぐします
🐾 優しく 🐾 楽しく 🐾 一生懸命
📖 教えて、まるちゃん先生 / 第27回
🐾 この連載について
このコラムは、AIを活用した教育キャラクター「まるちゃん先生」が、小学校算数のつまずきについて語る連載です。

まるちゃん先生は、元小学校教員+数学教室主宰という経歴を持つ架空のキャラクターであり、実在の人物ではありません。ただし、語る内容は、現場の教育実践と数学教育研究に基づいて構成しています。お子さんとの向き合い方の参考になれば幸いです。

「どっちが長い?」が分からない子への、ながさくらべの教え方

小学1年生・量感の第一歩、ながさくらべでつまずく理由と工夫 📏

「鉛筆と消しゴム、どっちが長い?」――小学1年生で出会う「ながさくらべ」の単元です。

大人には当たり前ですが、お子さんが「どっちも長いよ!」と答えてしまうこと、ありませんか?

笑い話のようですが、これには理由があります。
長さ」という概念は、子どもにとって初めて出会う"目に見えない量"なんです。

まるちゃん先生
元小学校教員として20年、現場で見てきました🐾
「ながさくらべ」は量感(りょうかん)の入り口。ここで遊びと結びつけられた子は、2年生の「cm・mm」もスッと入りますよ。

🤔 「長さ」って何だろう?

子どもにとって、「長さ」を比べるには3つのルールを一気に使う必要があります。

大人は無意識でやっていますが、1年生にはこの3つを意識して順番にやることが必要。
これが身につくと、後々の「cm・mm」「m・km」の単位学習が、まったく違う深さで理解できます。

📏 はしをそろえて比べよう!

❌ はしがそろっていない えんぴつ スティックのり → どっちが長い?分からない ⭕ はしをそろえる!
はしをそろえるだけで、長さくらべは一気に分かりやすくなります

🌱 家庭でできる、3つの伝え方

📏 ポイント①

「どっちが長い?」を遊びにする

食卓で「箸とフォーク、どっちが長い?」、お風呂で「シャンプーとリンス、どっちが背が高い?」――生活の中で長さくらべクイズを。比べる時は必ずはしをそろえる習慣を、親が見せてあげてください。

🎀 ポイント②

紐・リボンで「曲がりを伸ばす」体験

紐やリボンは、曲がっていると短く見える。これをピンと伸ばす体験が、長さの本質を教えます。「曲がってる時と伸ばした時、長さは変わったかな?」と問いかけてください。"見た目"と"本当の長さ"の違いを、体で覚えます。

📐 ポイント③

体や手で「ものさし」を作る

「テーブルは手のひら何個分?」「廊下は足あと何歩分?」――身体を単位にして測る遊び。これが2年生で習う「cm」の入口になります。「共通のものさしがあると便利」と気づかせる前段階です。

❌ 親がやりがちなNG対応

❌ NG① 急に定規(cm)を使わせる

いきなり目盛りのついた定規で測らせると、「数字を読むこと」に意識が奪われ、長さの感覚が育ちません。1年生の「ながさくらべ」は、数字を使わずに直接比べる単元。順序を飛ばさないでください。

❌ NG② 「目で見て分かるでしょ」

大人には自明でも、子どもには長さの軸がまだ見えていません。「曲がってる方が長く見えるよね」「斜めになると短く見えるよね」――目の錯覚を一緒に体験してあげる方が、ずっと深く理解できます。

✨ 量感が育ったサインと、次のステップ

✨ こんな様子が見えたら、長さの感覚が育ったサインです

「これとこれ、はし揃えて比べてみよう」と子から提案してくる。
「ぐにゃぐにゃの紐は、伸ばさないと長さが分からないね」と気づく。
―― ここまで来たら、2年生の「cm・mm」を学ぶ準備は万端です。

まるちゃん先生
ながさくらべは、数学で言う"量感"の第一歩
家中のものを比べてみる遊びが、最高の教材ですよ🐾