小学4年生

小学4年生の関わり方と学びの指針|学習指導要領が大事にしていることと、家でできること

「高学年になると、勉強はどう変わるんだろう」。
4年生は、学習の抽象度が上がる節目の年です。国が示す学習指導要領では何が大事にされているのか、家でできることと合わせてまとめました。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。


学習指導要領が大事にしている「3つの柱」

小学校学習指導要領(平成29年告示)では、育成を目指す資質・能力を3つの柱で整理しています。

  1. 知識及び技能
  2. 思考力、判断力、表現力等
  3. 学びに向かう力、人間性等

この3つは切り離されたものではなく、相互に関係し合いながら一体的に育成されるものとされています。
そして授業は「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指す、とされています。暗記だけでも、体験だけでもない。知識を使い、考え、対話して深める。その姿勢が、この時期の学びの中心です。

4年生で学ぶこと(学習指導要領より)

算数:抽象的な内容が増える

4年生の算数の内容には、次のようなものがあります。

  • わり算の筆算(わる数が1けたや2けたで、わられる数が2けたや3けたの場合)
  • 概数と四捨五入、計算の結果の見積もり
  • 面積(平方センチメートル、平方メートルなど)と、長方形・正方形の面積の求め方
  • 同分母の分数のたし算・ひき算
  • 小数のかけ算・わり算(かける数やわる数が整数の場合)
  • 角の大きさ(度)、平行と垂直、折れ線グラフ

「目に見えない数」を頭の中で扱う内容がぐっと増えます。3年生までとは、難しさの種類が変わるのです。

国語:漢字と、段落の読み書き

学年別に学ぶ漢字は、第4学年で202字と定められています(文部科学省 学年別漢字配当表)。3年生の200字に続いて、読み書きする漢字の量は増え続けます。
自分が子どものころと比べて、今の学校の進み方や教え方がちがうと感じる方もいると思います。わが家でも、夫婦で「今はこう教えるのか」と驚くことがあります。

理科・社会・外国語活動

理科と社会科は3年生から始まっていて、4年生でも続きます。外国語活動も3・4年生で行われます。
社会科では、自分たちの住む地域や都道府県のことを学ぶ時期です。家庭の会話にもつなげやすい内容だと思います。

関わり方のヒント

「考え方」を聞く学年になってきた

低学年のころは「答えが合っているか」が中心でしたが、3つの柱が示すように、これからは「どう考えたか」が大事になります。
宿題を見るときも、「答え」より先に「どう考えたの?」と聞いてみる。間違っていたとしても、考えの途中を言葉にすることは、そのまま学力の土台になります。

比べる相手は「前の自分」

友だちと比べる目が育つ時期だからこそ(08の記事)、家庭では「前よりできるようになったこと」を言葉にして伝える存在でいたいと思います。点数ではなく、過程を見る目を、親が先に持っておくことです。

家でできること(私の提案です)

  • 買い物で概数を使う:「だいたい何円になる?」と見積もりの練習に
  • 面積を測る:部屋や机の面積を、新聞紙やタイルで考える遊びに
  • 地図と地域の話:社会科の内容と結びつけて、住んでいる地域の話を
  • すきま時間の音読・歌:共働きで、つきっきりの時間はとれません。わが家では、学習の歌をすきま時間に流す形が続いています。子どもが学習の歌を口ずさんでいたときは、繰り返し聞く力の大きさを感じました
  • 動画も味方に:調べものや復習に、動画は心強い味方です。見る内容は親子で決めておくと安心です

特別な教材がなくても、生活の中に学びの種は転がっています。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
学習のことで気になることがあれば、学校の担任の先生に相談できます。

出典

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