小学4年生

小学4年生の発達で気をつけたいこと|学校の健康診断と、相談してよいサイン・相談の仕方

「気をつけたいこと」と聞くと、少し身がまえてしまいますよね。このページは、わが子をチェックするためのものではありません。
小学生の健診の中心は、学校で行われる定期健康診断です。何を見ているのか、気になることがあったらどこに聞けるかをまとめました。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。


学校の定期健康診断で見ること

小学校では、学校保健安全法に基づいて、毎年、定期健康診断が行われます。

文部科学省の資料によると、健康診断の項目は、身長・体重、栄養状態、脊柱・胸郭の疾病や異常と四肢の状態、視力・聴力、眼の疾病や異常、耳鼻咽頭疾患・皮膚疾患、歯・口腔の疾病や異常、結核、心臓の疾病や異常、尿、その他の疾病や異常と定められています(学校保健安全法施行規則第6条)。

結果は家庭にも知らされます。「受診のおすすめ」を受け取ったら、早めに医療機関で見てもらうことが大切です。「大したことないだろう」で置いておかず、確認のつもりで受診してください。

相談してよいサイン

診断はできませんし、このページで見分けることもできません。
ただ、「こういう様子が続いたら、一度相談してみよう」という目安を持つことはできます。どれも「相談してよい」ことであって、「異常」という意味ではありません。

学習のこと

  • 特定の教科だけ、極端に理解が進まない時期が続く
  • 計算や漢字など、特定の作業にだけ強い苦手さがある
  • 授業についていけない感覚から、学校自体を嫌がるようになった

4年生は学習内容が抽象的になる時期で、「急に分からなくなった」ように見えることがあります(08の記事)。それが続くときは、まず担任の先生に、学校での様子を聞いてみてください。必要に応じて、通級による指導や専門の相談につながることもあります。通級による指導の対象は、文部科学省の案内では「通常の学級での学習におおむね参加でき、一部特別な指導を必要とする児童生徒」と説明されています。

行動・気持ちのこと

  • 自分に自信をなくし、「どうせできない」が口ぐせになってきた
  • 友だちとのトラブルが続き、登校を渋る日が増えた
  • 急に反抗的になった、情緒が不安定な日が続く

自信のゆれが出やすい時期です(08の記事)。家庭だけで抱えず、学校と共有してください。

体のこと

  • 身長・体重の伸びが、成長曲線から大きく外れてきた
  • 体の変化(思春期の始まり)について、本人が強く悩んでいる
  • 睡眠や食欲の乱れが長く続いている

体のことは、かかりつけ医が相談先です。思春期の始まりの早い・遅いも、気になる場合は医師に聞くのが確実です。

相談の仕方

まずは「具体的な場面」を伝える

「勉強ができない」より、「算数のわり算の単元から、宿題に手がつかなくなった」のように、時期と場面で伝えると、先生も一緒に考えやすくなります。

相談先は、いくつもあります

  • 担任の先生:学習と学校生活の中心的な相談先です
  • 養護教諭(保健室の先生):体と心の両面の相談ができます
  • スクールカウンセラー:学校に配置されている心理の専門家です(申込方法は学校に確認してください)
  • かかりつけ医:体のこと、発達のこと
  • こども家庭センター:市区町村の相談窓口で、子育て全般の相談ができます
  • #8000(子ども医療電話相談):夜間や休日に、子どもの病気やケガで迷ったときに

「様子を見ましょう」と言われたら

その場で終わりにせず、「どれくらい様子を見て、次はいつ相談すればよいですか」と聞き返して大丈夫です。目安の期間と、次の相談先が分かれば、家庭での見守り方も落ち着きます。

「みんな同じ」で片づけないで

「この時期はみんなそう」で片づけてしまうと、本当に支援が必要なサインを見落とすことがあります。
幅があることは事実です。でも、その子の困り感が続いているなら、それは相談の理由として十分です。親の「何か気になる」という感覚を、大切にしてください。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
気になることがあるときは、学校の先生や、お住まいの市区町村の「こども家庭センター」に相談できます。

出典

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