2歳・2歳児クラス

2歳のイヤイヤ期とのつき合い方|「自分で決めたい」気持ちと、親の心の守り方

この記事は、2歳ならではのテーマ、「イヤイヤ期とのつき合い方」について書きました。
着替えで逃げ回る、ごはんを投げる、スーパーで寝転ぶ。あの毎日をどう乗り切るか、私なりに調べ、考えたことをまとめます。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。


最初に:「イヤイヤ期」は、病気の名前ではありません

「イヤイヤ期」は、医学的な診断名でも、発達の公的な区分でもありません。2歳ごろの子どもの姿を指して使われる「呼び名」です。
始まる時期も、強さも、続く長さも、子どもによって本当にさまざまです。「何歳までに終わる」という決まりもありません。

この呼び名で語られる姿の中心は、「自分で決めたい、自分でやりたい」という気持ちの芽生えです。

イヤイヤの正体は「自立の芽生え」

2歳は、自分と他人の区別がつき始め、「自分の思い」を持てるようになる時期です。
思いを持てるようになったのに、言葉で伝える力と、実際にやる力はまだ追いついていません。そのズレが、かんしゃくや「イヤ!」の形で出てきます。

つまりイヤイヤは、わがままでも、育て方の失敗でもありません。「思いを持つ力」が育っている証拠です。
そう思えると、スーパーで寝転ばれたときの気持ちが、少しだけ変わります。少しだけ、ですが。

場面別の、つき合い方の選択肢

正解は1つではありません。合うものから試してみてください。

予告する

切り替えが苦手な時期です。「あと少ししたら、お風呂に入るよ」「この絵本を読んだら、お片づけだよ」。先に伝えておくだけで、切り替えやすくなる子もいます。

選択肢を2つに絞る

「どの服を着る?」ではなく「赤と青、どっちにする?」。自分で決めた、という感覚が、この時期の子どもの満足感につながります。選ばせたくないことは、選択肢に入れないのがコツです。

環境の側を整える

着替えで逃げるなら、着替えやすい服を。食べ物を投げるなら、量を少なめに出して、おかわり制に。
子どもを変えようとする前に、場面の側を変えられないか考える。それも立派な対策です。

かんしゃくの最中は、待つ

泣き叫んでいる最中に、理由を説明しても届きません。安全を確保して、そばにいて、落ち着くのを待つ。落ち着いてから、短く伝える。「悲しかったね」「ごはんは投げないよ」。長く叱るより、短く何度も、のほうが合うと私は思います。

安全に関わることは、別です

道路への飛び出し、熱い物、高い場所。ここは「自分で決めたい」を受け止める場面ではありません。はっきり止める、環境を変える。気持ちを受け止めることと、安全を守ることは、分けて考えて大丈夫です。

外出先で困ったとき

周りの目が気になって、つい強く叱ってしまう。そういう場面、多くの親が経験していると思います。
その場を離れる、抱えて移動する、買い物を中断する。どれも立派な選択肢です。周りに合わせるより、親子の安全と気持ちを優先して構いません。

長く続くとき・とても強いとき

かんしゃくが非常に強く長時間続く、日常生活に支障が出ている、ことばや関わりの面でも心配が重なっている。そういうときは、一人で抱えずに相談してください。

  • かかりつけ医
  • 園の先生
  • 市区町村の「こども家庭センター」

「イヤイヤ期だから」で片づけず、その子の困り感に合わせて動くことが大切です(02の記事)。

わが家のこと

わが家は共働きで、毎日つきっきりで向き合う時間はとれません。「自分でやる」を全部待つのは、どの家庭でも難しいと思います。
待てる場面と、待てない場面を分けて考える、という形もあると思います。わが家では、すきま時間に歌を流したり、動画に頼ったりしています。

完璧なつき合い方なんて、ありません。その日の親の余力に合わせて、形を変えていい。イヤイヤ期は、子どもの自立の時期であると同時に、親が「全部に応えなくていい」と学ぶ時期でもあるのだと思います。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
イヤイヤの強さや、発達のことで心配が続くときは、かかりつけ医や、お住まいの市区町村の「こども家庭センター」に相談できます。

出典

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