2歳の生活と安全|ねむり・食事・事故の予防・スマホやテレビとのつき合い方
毎日の生活は、育ちの土台です。
2歳の「ねむり・食事・安全・メディア」について、公的な目安があるものは目安を示し、ないものは家庭の工夫として正直に書きます。
このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
ねむり:目安は11〜14時間
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」によると、1〜2歳児は11〜14時間の睡眠時間をとることが、米国睡眠医学会の推奨として紹介されています。
2歳は、お昼寝の長さが夜の寝つきに影響しやすい時期です。お昼寝が長い・遅い日は、夜なかなか寝ない、ということもあります。
文部科学省の委託調査では、お母さんの悩みでいちばん多かったのが「子どもの生活習慣の乱れ」(44.7%)でした。寝かしつけの悩みは、多くの家庭に共通しています。
家庭でできる工夫としては、次のようなものがあります。
- 朝は決まった時間に起こし、カーテンを開けて光を浴びる
- お昼寝は、夜の寝つきを見ながら長さと終わる時間を調整する
- 寝る前の流れ(お風呂→歯みがき→絵本→消灯)を一定にする
どれも「できたら」で十分です。できない日があっても、翌日からまた整え直せばよいのだと思います。
食事:数日単位で見る
偏食と食べムラが目立つ時期です。一食ごとに一喜一憂せず、数日単位で「だいたい食べられているか」を見るほうが、親も子も楽になります。
- 苦手な食材は、少量から、無理強いせず
- 食事の時間は長く引きずらない
- 自分で食べたがる気持ちを、こぼれることも含めて受け止める
体重の伸びや体調で気になることがあれば、健診や、かかりつけ医で相談してください。
歯みがき
日本歯科医師会によると、最後の乳歯(第2乳臼歯)は2歳半〜3歳ごろに生えてきます。2歳は、乳歯が増えていく時期です。
自分で磨きたがりますが、仕上げ磨きは大人の仕事です。歌や絵本で楽しい時間にすると続きやすくなります。
安全:家庭内の事故を防ぐ
こども家庭庁は「こどもの事故防止ハンドブック」を公開しています。対象は0〜6歳で、この年代の家庭内の事故の予防のポイントがまとめられています。一度目を通しておくと、家の見直しがしやすくなります。
2歳は、探索の範囲と好奇心が一気に広がる時期です。一般的な注意点として、次のような場所を点検しておくと安心です。
- 誤飲しそうな小さい物、ボタン電池、洗剤、薬などを手の届かない場所へ
- テーブルや椅子からの転落、ドアの指はさみ
- お風呂の残り湯(入浴後は浴槽の水を抜く。浴室に外鍵を付けて、子どもが一人で入れないようにする)
- 窓の近くの、踏み台になる物(ハンドブックでは、窓に補助錠やストッパーを付けて大きく開かないようにすることもあげられています)
- キッチンの熱い物、電気コード、ビニール袋
「ダメ」と言う回数を数えるより、危ない物に届かない環境を作るほうが、この時期は確実です。
外での安全
手をつないで歩く、駐車場では特に目を離さない。2歳は、言って分かることと、衝動を止められることの差が大きい時期です。言葉の約束に頼らず、大人の目と手で守ることが基本だと思います。
スマホやテレビとのつき合い方
テレビや動画の時間の約束は、家庭ごとに作っていくものだと思います。
わが家のように共働きで時間に追われる家庭にとって、動画は心強い味方です。大切なのは「見せてしまった」という罪悪感ではなく、約束の中で使うことです。
- 見る内容は親が把握できるものに
- 時間は区切って、終わりを予告する
- 食事中・寝る直前は見ない、などの置き場所と場面の約束
小さい約束から始めて、続けられる形を探すのがよいと思います。
生活のこと全部に通じること
生活リズムも安全も、「完璧にやる」ことが目標ではありません。親が疲れ切ってしまったら、続けることが難しくなります。
できる範囲で整えて、気になることがあれば専門家に聞く。その繰り返しで十分だと、私は思います。
このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
子どもの体調やケガで迷ったときは、子ども医療電話相談(#8000)に相談できます。
出典
- 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001181265.pdf
- 文部科学省委託「令和2年度 家庭教育の総合的推進に関する調査研究」報告書(株式会社インテージリサーチ、2021年)https://www.mext.go.jp/content/20210301-mex_chisui02-000098302_1.pdf
- こども家庭庁「こどもの事故防止ハンドブック」https://www.cfa.go.jp/policies/child-safety-actions/handbook
- 日本歯科医師会「歯とお口の発生と育ち方」http://www.jda.or.jp/park/function/teeth-grow.html
