「きのう」「あした」がごちゃまぜになる子への、曜日とカレンダーの教え方
年中〜1年生・曜日・きのう・あした・12か月の教え方 📅
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「きのう、どうぶつえんに行く!」「あした、ようちえんで遊んだよ」。
小さな子の「きのう」と「あした」は、よく入れかわります。これは、まちがいというより、時間の感覚が育っている途中のしるしです。
だからカレンダーで“見える”ようにしてあげると、ぐっと分かりやすくなりますよ🐾
🤔 なぜ時間のことばは難しいのか
「きのう」「あした」「来週」は、いまの日を中心にして変わることばです。今日の「あした」は、明日になると「きょう」になります。大人には当たり前でも、子どもにとってはとても不思議なしくみです。
もうひとつ、曜日は7つで、ぐるっと回ってもどってくるという特徴があります。1から10のように、まっすぐ増えていく数とはちがうのです。
📅 カレンダーで見ると、時間の関係が「見える」
| きのう | きょう | あした |
|---|---|---|
| ひとつ左 | いまの日 | ひとつ右 |
横に並んだ日にちの「ひとつ左」「ひとつ右」と見せると、ことばと位置がつながります
🌱 家でできる、3つの伝え方
家族のカレンダーに、楽しみな予定を書く
誕生日、おでかけ、園の行事。楽しみな予定をカレンダーに書いておき、毎朝「あと何回ねたら?」と一緒に数えます。時間の流れが、待ち遠しさと一緒に体に入ります。
毎朝「きょうは何曜日?」
朝の会のように、毎朝ひとこと聞くだけで十分です。「水曜日は、プールの日だね」のように、曜日と出来事をセットにすると覚えやすくなります。
季節の行事で、12か月をつなぐ
「4月は入学式」「8月は夏休み」「12月はクリスマス」。月と季節と行事を結びつけると、12か月が1本の物語になります。
なお、カレンダーには日曜日から始まるものと月曜日から始まるものがあります。どちらも正しいので、家のカレンダーと園や学校のカレンダーがちがっていても大丈夫。「はじまりが ちがうだけで、順番は同じだね」と伝えてあげてください。
❌ 親がやりがちなNG対応
「月火水木金土日」が言えても、今日が何曜日か分からなければ使えません。毎日の生活とつなげることを優先しましょう。
言いまちがいは、時間のことばを使おうとしているしるしです。「きのう、だね」と正しいことばで言い直してあげるだけで十分です。
✨ できるようになったサインと、次のステップ
「あと3回ねたら、たんじょうび!」と自分で数えている。
「きょうは水曜日だから、プールだ」と言う。
――次は、時計の読み方(VOL.23)に進めます。
まるちゃん先生は、元小学校教員+数学教室主宰という経歴を持つ架空のキャラクターであり、実在の人物ではありません。ただし、語る内容は、現場の教育実践と数学教育研究に基づいて構成しています。お子さんとの向き合い方の参考になれば幸いです。
