「シ」と「ツ」、「ソ」と「ン」をまちがえる子への、カタカナの教え方
1年生・カタカナの覚え方と、似ている字の見分け方 🍈
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「シマウマ」が「ツマウマ」に、「パン」が「パソ」に。
カタカナを習いはじめると、こんなまちがいがよく出てきます。形がよく似ているので、まちがえるのはとても自然なことです。
「おなじ音で、べつの形」と分かれば、ゼロから覚えなくていいんですよ🐾
🤔 なぜカタカナはまちがえやすいのか
ひとつは、形がシンプルで似ている字が多いこと。「シ・ツ」「ソ・ン」「ワ・ク」は、線の向きがちがうだけです。
もうひとつは、使う場面が少ないこと。カタカナは、外国から来たことばや、ものの音などに使います。ひらがなより目にする回数が少ないので、なかなか定着しません。
😊 似ている字の合言葉「にっこりは シとン、ザーザーは ツとソ」
| 字 | 点のならび | さいごの線 |
|---|---|---|
| シ | 左にたてに2つ | 下から上へ(にっこり) |
| ツ | 上に横に2つ | 上から下へ(あめがザー) |
| ン | 左上に1つ | 下から上へ(にっこり) |
| ソ | 左上に1つ | 上から下へ(あめがザー) |
さいごの線を「下から上へはらう」のがシとン、「上から下へはらう」のがツとソ
🌱 家でできる、3つの伝え方
ひらがなと「ふたご」で覚える
「あ」と「ア」、「か」と「カ」。同じ音のひらがなと並べて見せると、新しい字を覚えるというより、「もうひとつの形を知る」感覚になります。「カ」と「か」、「ヘ」と「へ」のように、形まで似ている字もあります。
お菓子の袋やメニューで「カタカナさがし」
カタカナは、おやつやおもちゃ、レストランのメニューにたくさん使われています。子どもが読みたいもので探すと、楽しみながら何度も出会えます。
似ている字は、書く向きで見分ける
「シ」と「ツ」は、見た目より書くときの線の向きで覚えるのが確実です。空中に大きく指で書いてみると、「にっこり」と「ザーザー」のちがいが体で分かります。
📏 のばす音「ー」と、小さい「ッ」
カタカナでは、のばす音を「ー」(のばしぼう)で書きます。「ケーキ」「ボール」のように使います。横書きでは横に、たて書きではたてに書くのもポイントです。
つまる音は、ひらがなと同じく小さい「ッ」。「コロッケ」「ロケット」のように使います。
❌ 親がやりがちなNG対応
まずは読めることが先です。書く練習は、学校で1字ずつ進むペースで十分です。
書き直しをくり返すより、合言葉をひとつ覚えるほうが効きます。「にっこりは シとン」と、一緒に言ってみてください。
✨ できるようになったサインと、次のステップ
お店の看板やお菓子の名前を、自分から読もうとする。
「シ」と「ツ」を書くとき、線の向きを気にしている。
――次は、漢字(VOL.81)へ。1年生で習う漢字は80字です。
かなで先生の新しいシリーズ「カタカナのもり」(46字+のばしぼう・似ている字、全8曲)を制作中です。公開したら、このページからも見られるようにします。
▶ かなで先生のチャンネルを見るまるちゃん先生は、元小学校教員+数学教室主宰という経歴を持つ架空のキャラクターであり、実在の人物ではありません。ただし、語る内容は、現場の教育実践と数学教育研究に基づいて構成しています。お子さんとの向き合い方の参考になれば幸いです。
