小学5年生の生活と安全|ねむり・食事・事故の予防・スマホやテレビとのつき合い方
毎日の生活は、育ちの土台です。
小学5年生の「ねむり・食事・安全・メディア」について、公的な目安があるものは目安を示し、ないものは家庭の工夫として正直に書きます。
このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
ねむり:目安は9〜12時間
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、小学生の睡眠時間の目安は9〜12時間とされています。
塾や習いごと、ゲームやスマホで夜が押していく時期です。同じガイドでは、睡眠時間が足りないことで、肥満のリスクが高くなること、抑うつ傾向が強くなること、学業成績が低下することなどが報告されている、と書かれています。
文部科学省の委託調査では、お母さんの悩みでいちばん多かったのが「子どもの生活習慣の乱れ」(44.7%)でした。生活リズムの悩みは、多くの家庭に共通しています。
家庭でできる工夫としては、次のようなものがあります。
- 就寝時刻の「目標」を決め、夜の予定はそこから逆算する
- 寝る前の画面の時間に区切りをつける
- 朝は光を浴びて、決まった時間に起きる
どれも「できたら」で十分です。できない日があっても、翌日からまた整え直せばよいのだと思います。
食事:体重より、リズムとバランスを見る
学校保健統計(令和6年度)では、肥満傾向児の割合は男女とも9歳から12歳で最も高く、10歳では男子12.7%・女子9.1%です。一方で、痩身傾向児の割合も10歳ごろまで上昇しています。
思春期の入口では、体型への意識も芽生えます。体重の数字で一喜一憂せず、食事の回数とバランス、体を動かす時間、睡眠のリズムをセットで見る時期だと思います。「痩せたい」という言葉が気になる場合は、無理な制限に走る前に、かかりつけ医に相談してください。
目と姿勢
裸眼視力1.0未満の子は、小学校全体で3割を超えています(学校保健統計)。
ゲームやスマホは、時間だけでなく、距離と姿勢、部屋の明るさにも目を向けたいところです。画面との付き合い方は、08の記事にもつながります。
安全:ネットの安全が加わる時期
行動範囲の広がりに加えて、5年生からは「オンラインの行動範囲」も広がります。家の外の安全と、ネットの安全を、セットで考える時期です。
- 行き先と帰宅時刻を、必ず伝えてから出かける
- 留守番のときの約束(来客・電話・火の扱い)を確認しておく
- 自転車では、交差点の一時停止と後方確認を習慣に
- ネットでは、個人情報を出さない、知らない人と会わない、困ったら必ず大人に相談する
ネットの約束は、08の記事で「スマホの約束」としてくわしく書きました。
スマホやテレビとのつき合い方
ひとつの目安として、厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」には、「小・中・高校生は1日当たり60分以上からだを動かし、スクリーンタイムは2時間以下にすることが推奨されています」と書かれています(スクリーンタイムは、テレビ視聴やゲーム・スマホ利用などの時間)。そのうえで、細かい約束は各家庭で作っていくことになります。
5年生は、自分の端末を持つ・持たないの判断が本格化する時期です。持たせる場合も、持たせない場合も、「なぜそう決めたか」を子どもと話しておくことが大切だと思います。約束の作り方は08へ。
わが家のように共働きの家庭では、動画は心強い味方でもあります。禁止一辺倒ではなく、約束の中で使う形を、親子で話して決めるのが現実的だと思います。
生活のこと全部に通じること
生活リズムも安全も、「完璧にやる」ことが目標ではありません。親が疲れ切ってしまったら、続けることが難しくなります。
できる範囲で整えて、気になることがあれば専門家に聞く。その繰り返しで十分だと、私は思います。
このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
子どもの体調やケガで迷ったときは、子ども医療電話相談(#8000)に相談できます。
出典
- 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001181265.pdf
- 文部科学省「令和6年度 学校保健統計調査の公表について」https://www.mext.go.jp/content/20250213-mxt_chousa01-000040132_1.pdf
- 文部科学省委託「令和2年度 家庭教育の総合的推進に関する調査研究」報告書(株式会社インテージリサーチ、2021年)https://www.mext.go.jp/content/20210301-mex_chisui02-000098302_1.pdf
