小学3年生

小学3年生の勉強がむずかしくなる時期と「ギャングエイジ」|つまずきと友だち集団との付き合い方

この記事は、小学3年生だけの特別編です。
3年生になると、「急に勉強がむずかしくなった」という声と、「友だちとの関係が濃くなって、親の言うことを聞かなくなった」という声が増えてきます。後者は、「ギャングエイジ」という言葉で呼ばれることもある時期の姿です。この2つについて、わが家のために調べ、考えたことをまとめました。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
国などが公開している資料(出典はページの下にあります)をもとにしています。お子さんのことで気になることがあるときは、担任の先生や、お住まいの市区町村の「こども家庭センター」などの窓口にご相談ください。


勉強がむずかしくなる時期

何が変わるのか

3年生の学習は、1・2年生と比べて、実際に大きく変わります。学習指導要領の内容から見ても、段差のある時期です。

  • 教科が増える: 理科と社会科が始まり、外国語活動も始まります
  • 算数が抽象的になる: わり算の意味と計算、分数・小数の考え方が出てきます。具体物を数える段階から、頭の中で組み立てる段階へ進みます
  • 国語の量と質が上がる: 新しい漢字は200字。文章は段落相互の関係に注意して読み書きすることが内容に入り、辞書や事典の使い方も学びます
  • ローマ字: 日常の簡単な単語について、ローマ字で読んだり書いたりすることを学びます

「急にできなくなった」のではなく、「内容が一段上がった」が正確な見方だと思います。

つまずきとの付き合い方(選択肢)

  • つまずきの場所を小さく特定する: わり算が分からないのか、その手前の九九があやしいのか。場所が分かれば、戻る先も分かります
  • 家では土台を、学校とは共有を: つまずきが続くときは、担任の先生に早めに伝えるのが近道です。家だけで抱えて先取りを増やすと、親も子も疲れてしまうことがあります
  • 比べない: 内容が上がる時期は、子ども同士の差も見えやすくなります。差は、その時点の姿です。前の学年の内容が埋まれば、進み始める子もいます

わが家のこと

わが家は共働きで、毎日つきっきりで教える時間はとれません。教え方で夫婦で迷い、自分が習ったやり方と今の学校のやり方がちがって戸惑うこともあります。
その分、すきま時間に使える学習の歌を作っています。九九のように歌で覚えられるものは歌で、考える問題は学校と相談しながら。動画も、忙しい日の心強い味方です。


「ギャングエイジ」と呼ばれる時期

この言葉について

「ギャングエイジ」は、主に小学校中学年ごろの子どもの姿を指して使われる呼び名です。医学の診断名でも、国の指針の用語でもありません。この記事でも、時期の姿を表す「呼び名」としてだけ使います。

どんな姿が見られるか

この時期に見られることがある姿として、次のようなものがあります。

  • 決まった友だち同士で集まり、仲間の中の約束やルールを大切にする
  • 親や先生の言うことに、反発したり口答えしたりする
  • 親より友だちと過ごす時間を優先したくなる
  • 仲間に入れる・入れないで、気持ちが大きく揺れる

大人から見ると心配な言動もありますが、見方を変えると、家庭の外に自分の居場所を作り始めた姿でもあります。自立の途中です。

付き合い方の選択肢

  • 頭ごなしに否定しない: 友だちとの約束を大切にしたい気持ちは、まず受け止める。そのうえで、家庭の約束とぶつかるときは話し合う
  • 譲れない線は分けておく: 安全のこと、人を傷つけること、仲間外れやいじめにつながることは、気持ちの受け止めとは別です。ここは短く、はっきりと
  • 家は「戻れる場所」に: 外で気を張っている分、家では甘える姿が出ることもあります。それはそれで、大切なサインだと思います

心配な様子が続くときは

  • 元気がない日が続く、登校をしぶる、食欲や睡眠が大きく変わった——そういう様子が続くときは、様子見を長引かせず、担任の先生に伝えてください
  • 学校での人間関係は、家からは見えにくいものです。学校と様子を分け合うことが、早めの対応につながります

おわりに

勉強の段差と、友だち集団の時期。3年生の変化は、どちらも「育ってきたから起きること」です。
勉強は、つまずきの場所を小さく見つけて、学校と分け合う。友だち関係は、見守りながら、譲れない線だけははっきりと。その2つが、この時期の付き合い方だと思います。


このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
国などが公開している資料(下の「出典」)をもとにしています。学習や友だち関係のことで悩みが続くときは、担任の先生や、市区町村の「こども家庭センター」などの窓口にご相談ください。

出典

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