小学3年生の発達で気をつけたいこと|学校の健康診断で見ることと、相談してよいサイン
小学3年生の発達について、学校の健康診断で見ていることと、家庭で気づいたときに相談してよいサイン、相談の仕方をまとめました。もとは、わが子のために調べたことです。
この記事は、診断をするものではありません。「気になったら相談してよい」という目安と、相談先の案内です。
このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
国などが公開している資料(出典はページの下にあります)をもとにしています。お子さんのことで気になることがあるときは、担任の先生・養護教諭や、かかりつけ医にご相談ください。
学校の定期健康診断で見ること
小学校では、法律にもとづいて毎年、定期健康診断が行われます。文部科学省の資料では、検査の項目として次のようなものが挙げられています。
- 身長及び体重
- 栄養状態
- 脊柱及び胸郭の疾病・異常、四肢の状態
- 視力及び聴力
- 眼の疾病・異常
- 耳鼻咽頭疾患・皮膚疾患
- 歯及び口腔の疾病・異常
- 結核、心臓、尿、その他
結果は家庭に知らされます。「受診のおすすめ」のようなお知らせが来たら、内容を確認して、医療機関で診てもらうのが基本です。たとえば、むし歯のある子の割合は小学校全体で4割を下回るまで減ってきていますが(令和6年度学校保健統計)、指摘があった場合は早めの受診が安心です。
健康診断は、学校での様子を含めて子どもの状態を定期的に見る機会です。結果で気になることがあれば、養護教諭(保健室の先生)に聞くこともできます。
相談してよいサイン
「このくらいで相談していいのかな」と迷うことこそ、相談してよいことです。次のような様子が続くときは、目安にしてください。
学習のこと
- 読み書きや計算のつまずきが、練習しても長く続く
- 宿題に極端に時間がかかり、本人が強くつらそうにしている
- 特定の教科だけ、どうしても理解が進まない様子がある
3年生は学習内容が一段上がる時期です(詳しくは08の記事に)。つまずき自体は珍しくありませんが、続く場合は担任の先生に相談してください。「どこでつまずいているか」を学校と共有することが、次の一歩になります。
行動・気持ちのこと
- 登校をしぶる日が続く
- 友だち関係のトラブルや、仲間に入れない様子が続く
- 元気がない、食欲や睡眠が大きく変わった、という日が続く
理由は1つとは限りません。家庭だけで理由を決めつけず、学校での様子と合わせて見るために、担任の先生に伝えてください。
体のこと
- 視力・聴力の指摘があった
- 歯の痛みや、生え代わりについての心配がある
- 眠れない・日中の眠気が続く
体のことは、かかりつけ医や専門の医療機関へ。急な体調不良で受診を迷うときは、子ども医療電話相談「#8000」も使えます(受付時間は都道府県によってちがいます)。
相談の仕方
担任の先生へ
- 連絡帳や面談の機会を使って、「家ではこういう様子です」と具体的に伝える
- いつごろからか、どんな場面で起きるかを、簡単なメモにしておくと伝えやすいです
- 学校での様子も聞いて、家と学校の両方から見る
これは私のやり方の提案です。学校によって連絡の取りやすい方法はちがうので、学校の案内に合わせてください。
養護教諭・スクールカウンセラー
体のことや健康診断の結果は、養護教諭(保健室の先生)が窓口です。気持ちのことは、スクールカウンセラーに相談できる学校もあります。利用のしかたは学校ごとにちがうので、学校からの案内を確認してください。
学びの支援について(通級による指導)
通常の学級に在籍しながら、必要に応じて一部の時間に別の場で指導を受ける「通級による指導」という仕組みがあります。
文部科学省の案内では、対象は「通常の学級での学習におおむね参加でき、一部特別な指導を必要とする児童生徒」と説明されています。関心がある場合は、まず担任の先生に相談してみてください。
学校の外の相談先
- こども家庭センター: 市区町村の、子育てと健康の相談窓口です
- かかりつけ医: 体のことはもちろん、発達の心配も聞いてよい相手です
- 詳しい相談先の一覧は、「相談先と使える制度」の記事にまとめました
おわりに
気になるサインは、「様子を見続ける理由」ではなく「相談してよい理由」です。
早めに相談することは、大げさなことではありません。学校と家庭で様子を分け合うことが、子どもにとっての安心につながります。
このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
国などが公開している資料(下の「出典」)をもとにしています。お子さんのことで気になることがあるときは、担任の先生・養護教諭や、市区町村の「こども家庭センター」などの窓口にご相談ください。
出典
- 文部科学省「学校健康診断実施上の留意点」: https://www.mext.go.jp/content/20240917-mxt_kenshoku-100000617_01.pdf
- 文部科学省「令和6年度学校保健統計」: https://www.mext.go.jp/content/20250213-mxt_chousa01-000040132_1.pdf
- 文部科学省「通級による指導」: https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/002.htm
- 厚生労働省「子ども医療電話相談事業(#8000事業)」: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/newpage_55223.html
