小学3年生

小学3年生の成長の目安|体・ことば・心・生活の「今ごろ」と、幅の話

「同じ3年生なのに、うちの子は……」と、つい比べてしまう日のために。
小学3年生ごろの育ちの目安を、体・ことば・心・生活に分けてまとめました。もとは、わが子のために国の資料を調べたことです。

最初にお伝えしたいのは、どの目安にも大きな幅があるということです。目安は「できていないといけない線」ではありません。気になることが続くときは、担任の先生や養護教諭(保健室の先生)に相談できます。この記事も、その前提で読んでください。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
国などが公開している資料(出典はページの下にあります)をもとにしています。お子さんのことで気になることがあるときは、学校の先生や、お住まいの市区町村の「こども家庭センター」などの窓口にご相談ください。


体の今ごろ

身長・体重は「平均」と比べすぎない

文部科学省の学校保健統計(令和6年度)では、8歳の平均はこのようになっています。

  • 男児: 身長128.5cm・体重27.6kg
  • 女児: 身長127.7cm・体重26.9kg

これは全国の平均値です。背の伸びる時期は子どもによってちがいます。平均より小さい・大きいこと自体は、その子の個性であることがほとんどです。成長のしかた(伸び方の流れ)が気になるときは、学校の健康診断の記録や、かかりつけ医に相談できます。

目と歯

  • 目: 裸眼視力1.0未満の子の割合は、小学校全体で3割を超えています(学校保健統計。学年別の数字ではありません)。視力の指摘があったら、眼科で確認を
  • 歯: この時期は、乳歯から永久歯への生え代わりが進むころです。最初の永久歯は6歳前後に出てくる、とされています(日本歯科医師会)。生えたての永久歯はむし歯になりやすいので、仕上げみがきの声かけが続く時期です

体の大きさと生活リズム

学校保健統計のまとめでは、肥満傾向児の割合は9歳から12歳で最も高い、とされています。数字を怖がるためではなく、睡眠・食事・体を動かす時間という生活リズムの話として受け取ってください。リズムの作り方は「生活と安全」の記事にまとめました。


ことば・学びの今ごろ

読む・書く・話すが一段上がる

学習指導要領(平成29年告示)では、国語の第3学年及び第4学年の内容に、次のようなことが入っています。

  • 相手に伝わるように、理由や事例などを挙げながら、話の中心が明確になるよう話の構成を考える
  • 内容のまとまりで段落をつくったり、段落相互の関係に注意したりして、文章の構成を考える
  • 段落相互の関係に着目しながら読む、中心となる語や文を見付けて要約する
  • 辞書や事典の使い方を理解し使う(調べる習慣が身に付くように、とされています)

扱う文章が長くなり、「読んで分かる」「書いて伝える」の段差を感じやすい時期です。

漢字とローマ字

  • 第3学年の配当漢字は200字です(1年生80字・2年生160字に続いて)
  • ローマ字は第3学年で、日常使われている簡単な単語について、読んだり書いたりすることを学びます

算数は「抽象的」な内容が増える

  • わり算の意味と計算、あまりのある計算
  • 分数と小数の意味・表し方
  • 円と球、二等辺三角形・正三角形、棒グラフ

具体物や目に見える量から、頭の中で考える内容へ。つまずきが見えやすいのは、内容そのものが一段上がるからでもあります(詳しくは「勉強がむずかしくなる時期と『ギャングエイジ』」の記事に)。


心の今ごろ

  • 友だちとの関係が深まり、決まった友だち同士で集まって遊ぶ姿が増えてきます
  • 仲間の中での自分の立場を気にする場面も出てきます
  • 大人の言うことに、そのまま従うだけでなく、自分の考えを言葉で返すことが増えます

親から見ると「反抗的に見える」言動も、自分の考えを持ち始めた姿の一部です。友だち関係で気になる様子が続くときは、担任の先生に様子を聞いてみてください。


生活の今ごろ

睡眠の目安

厚生労働省の睡眠ガイドでは、小学生の睡眠時間の目安は9〜12時間とされています。起きる時刻から逆算して、寝る時刻の目安にしてください。毎日ぴったりでなくて大丈夫です。

自分でできることの範囲

  • 朝の支度、学校の持ち物の準備など、自分で管理する範囲が広がってきます
  • 一人で出かける範囲や、留守番のしかたは、家庭の約束で決めるものです。近所の様子や、その子の性格で、合う形はちがいます

できたことの範囲を少しずつ広げる時期です。全部を一度に任せなくて大丈夫です。


目安との付き合い方

目安は、その子の「今」を知るための材料です。

  • 平均や目標は、比べるためではなく、相談するときの言葉にするためにある
  • 気になることが1つだけなら、その1つを担任や専門家に聞けばいい
  • 「幅がある」ことと「相談してよい」ことは、セットで覚えておいてください

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
国などが公開している資料(下の「出典」)をもとにしています。成長や発達のことで気になることがあるときは、担任の先生・養護教諭や、市区町村の「こども家庭センター」などの窓口にご相談ください。

出典

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