5歳・年長

5歳・年長のおうちの方へ|成長の目安・よくある悩み・入学の準備・相談先

年長の子育てで気になりやすいことを、テーマごとの記事にまとめました。成長の目安、園で大事にしていること、よくある悩み、入学の準備、相談できる場所。どこからでも、読みたいところから読んでください。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
国や園などが公開している資料(出典はページの下にあります)をもとにしています。お子さんのことで気になることがあるときは、園の先生や、かかりつけのお医者さん、お住まいの市区町村の子育ての相談窓口にご相談ください。


年長のおうちの方へ

毎日、本当におつかれさまです。

朝は「着がえた?」「水筒は?」と声をかけながら送り出して、夕方はお迎えと晩ごはんとお風呂。園の行事の準備や、持ち物の名前つけも、まだまだあります。
まわりからは「もうすぐ1年生だね」と言われることがふえて、ランドセルのチラシが目に入るたびに、「うちは大丈夫かな」と、なんとなく気持ちが急いてしまう。そんな時期かもしれません。

ほかの家がどうしているのかは、なかなか見えません。でも、どの家も、それぞれの事情の中で、迷いながら毎日を回しているのだと思います。
このページが、少しだけ肩の力をぬくきっかけになったらうれしいです。

このコーナーについて

このコーナーは、子育て中の親である私が、わが子のためにしてきたことから生まれました。わが子の子育てのために学習の歌を作り、わが子のために、育ち方のことや入学のこと、相談できる場所のことを調べてきました。
子育てをする中で、同じように悩んでいる家庭がたくさんあることを知りました。わが家のために調べたことが、ほかのおうちでも役に立つかもしれない。そう思って、公開しています。


年長って、こんな時期

  • 「園生活の仕上げ」と「小学生への橋渡し」の時期。幼稚園教育要領には、幼稚園の教育は小学校以降の生活や学習の基盤の育成につながる、とあります。年長の1年は、その土台を遊びや生活の中で育てる時期です
  • 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」(10の姿)という目安があります。「健康な心と体」「自立心」「協同性」「言葉による伝え合い」など10の姿で、国が園と小学校で共有しているものです。ただし、これは「できなければならない目標」ではなく、先生たちが子どもの育ちを見るときの手がかりです。チェックリストのように使わなくて大丈夫です
  • 育ち方の幅が大きい時期。同じ年長でも、4月生まれと3月生まれでは生まれてからの月日がほぼ1年ちがいます。目安は「方向」くらいに見ておくと気が楽です
  • 入学に向けた手続きが動き出す時期。入学する年度の初め(4月)から数えて4か月前までに「就学時健康診断」を受けることになっていて、時期が近づくと、住んでいる市区町村から案内が届きます
  • 親も「年長」。文部科学省が委託した調査(2020年・0〜18歳の子をもつ父母3,421人)では、子育ての悩みや不安を「いつも感じる」「たまに感じる」と答えた親は、母親で76.4%、父親で61.8%でした。悩むのは、ふつうのこと。思いつめなくて大丈夫です

どこから読む? ― 読む順のおすすめ

不安な気持ちが強いときは、上から順に読むのがおすすめです。もちろん、気になるところから読んでもかまいません。

  1. 「親の心の持ちよう」
    悩むのは、あなただけではありません。調査の数字と、いろいろな家庭の「たとえば」、書いている私の本音から、少し肩の力をぬいてもらうための記事です。まずはここから。

  2. 「成長の目安」
    体・ことば・心・生活の「今ごろ」をまとめました。どれも目安で、子どもによって本当に幅がある、ということもあわせて。

  3. 「よくある悩み」
    文字のこと、友だち、朝の支度、動画やゲーム、習いごとなど、年長の家でよく出てくる悩み。答えは1つではないので、合いそうなものだけ拾ってください。

  4. 「発達で気をつけたいこと」
    就学時健康診断で見ていること、どんなときに相談してよいか、園の先生や窓口への伝え方。わが子をチェックするためではなく、「相談していいんだ」と思えるための記事です。

  5. 「関わり方と学びの指針」
    園が年長に何を大事にしているのかを、国の資料(保育所保育指針・幼稚園教育要領)から。家で全部見なくていい所が、少し見えてくるかもしれません。

  6. 「生活と安全」
    ねむり・食事・事故の予防・スマホやテレビとのつき合い方。国の目安と、家ごとにちがっていいやり方を。

  7. 「入学の準備」
    あせらなくていいことと、しておくと安心なこと。入学が近づいて気持ちが急いてきたときに、開いてみてください。

  8. 「相談先と使える制度」
    健診・予防接種・手当、園や市区町村の窓口、電話やLINEの相談先。困ったときにすぐ開けるように、ブックマークしておくのもおすすめです。

すぐに相談先を知りたい方は、「相談先と使える制度」の記事から読んでください。


さいごに

このページを書いている私の家も共働きで、毎日つきっきりで子どもに教える時間は、なかなか取れません。教え方に、夫婦で迷うこともあります。
だから、ここにあるのは「こうすればうまくいく」という答えではなく、わが子のために調べて知ったことの、おすそわけです。

私自身は、子どもは親が思うよりずっと、自分の力で育っていくものだと思っています。全部をきちんと見なくても大丈夫。楽できるところは楽をして、くたびれる前に休んだり、まわりを頼ったりしながら。(手のぬきどころは「親の心の持ちよう」の記事に書いています。)
(ただ、体や育ちのことで気になるサインがあるときは、それとは別に、早めに相談してかまいません。「発達で気をつけたいこと」の記事にまとめています。)

年長の1年間、あせる日も、ほっとする日もあると思います。大変だけど、子どもがぐんと育っていくこの1年を、少しでも楽しめますように。今日もがんばっているお子さんと、そのとなりで走り回っているあなたが、少しでもほっとできますように。


このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
国や園などが公開している資料(下の「出典」)をもとにしています。お子さんのことで気になることがあるときは、園の先生や、かかりつけのお医者さん、お住まいの市区町村の子育ての相談窓口にご相談ください。入学の手続きのことで迷ったときは、市区町村の教育委員会も相談先のひとつです。ほかの相談先は「相談先と使える制度」の記事にまとめています。

出典

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