作文で「。」や「、」がつけられない子への、文のきまりの教え方
1〜2年生・主語と述語、「。」「、」「 」のきまり ✏️
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「きょうこうえんにいってすべりだいであそんでたのしかったです」。
1年生の日記は、句読点がなく、ひと息で続いてしまうことがよくあります。書きたい気持ちがあふれている、うれしい証拠でもあります。
「どこで息つぎする?」と聞くだけで、「、」の場所が見えてきますよ🐾
🤔 なぜ文のきまりが身につきにくいのか
話すときは、声の間や表情で区切りが伝わります。でも文字にすると、その区切りが消えてしまいます。「。」や「、」は、話しことばの“間”を文字で表す道具なのです。
また、「だれが(主語)」と「どうした(述語)」がはっきりしないと、何を伝えたいのかが読む人に届きにくくなります。
✏️ 文のきまり(1〜2年生で出てくるもの)
| きまり | やくわり | 例 |
|---|---|---|
| 主語・述語 | だれが(なにが)・どうする | ねこが / ねる。 |
| 。(まる) | 文のおわり | あそびました。 |
| 、(てん) | 文の中の区切り・息つぎ | きょう、こうえんで |
| 「 」(かぎ) | 話したことば | 「おはよう。」 |
原稿用紙では、話したことばの終わりの「。」と「」」を、同じますに書きます
🌱 家でできる、3つの伝え方
書いた文を、声に出して読んでもらう
日記を書いたら、子ども自身に読み上げてもらいます。息つぎをしたところが「、」、文が終わったところが「。」。自分の声で区切りに気づけると、次から自然に書けるようになります。
「だれが?」「どうした?」と聞いてみる
「すべりだいで あそんだのは だれ?」「それで、どうしたの?」。主語と述語を問いかけで引き出すと、文がすっきりします。1文を短くするのもコツです。
絵本で「 」をさがす
絵本の中の「 」は、登場人物が話したことばです。「 」の中だけ、声を変えて読む遊びをすると、かぎかっこのやくわりが自然に分かります。
❌ 親がやりがちなNG対応
書いたものが真っ赤になると、書くこと自体が嫌になってしまいます。直すのは1回に1つ。「ここに“。”があると読みやすいね」くらいで十分です。
長い文ほど、きまりはくずれやすくなります。まずは短い文を2つ。「こうえんに いきました。すべりだいで あそびました。」から始めましょう。
✨ できるようになったサインと、次のステップ
日記を書いたあと、自分で読み返して「。」を足している。
話したことばに「 」をつけようとする。
――次は、「です・ます」と「だ・る」をそろえる書き方へ進めます。
かなで先生の新しいシリーズ「ぶんのきまりのもり」(主語と述語・てんとまる・かぎかっこ・ていねいなことば、全8曲)を制作中です。公開したら、このページからも見られるようにします。
▶ かなで先生のチャンネルを見るまるちゃん先生は、元小学校教員+数学教室主宰という経歴を持つ架空のキャラクターであり、実在の人物ではありません。ただし、語る内容は、現場の教育実践と数学教育研究に基づいて構成しています。お子さんとの向き合い方の参考になれば幸いです。
