全学年VOL.04⏱ 読了 約5分教えて、まるちゃん先生

文章題で式が立てられない子に教える、本当の教え方

全学年共通の壁 ── 答えではなく、頭の中の "絵" を見る 🤔

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    「式は?」と聞いても、無言。

    答えだけ、ぽつりと書く。

    聞いてみると「なんとなく」と言われる。

    お子さんが文章題を解くのを見ていて、こんな経験はありませんか?

    これは、お子さんが文章題を 解いていない のではなく、独自のやり方で解こうとしている サインです。
    今日はその "なんとなく" の正体を、一緒に見ていきましょう。

    まるちゃん先生
    文章題の本当の壁は、計算の前にあるんですよ🐾
    計算が早くても、ここでつまずく子は本当に多いんです。

    🤔 なぜ文章題で式が立てられないのか

    実は、文章題は 「読む」だけでは絶対に解けません

    九九が完璧でも、計算が早くても、文章題で詰まる子は本当に多い。

    それは、「文章を式に変換するための中間ステップ」が、すっぽり抜けているからなんです。

    📖 抜けているのは「文章 → 絵 → 式」の真ん中

    算数のできる子の頭の中では、文章題はこんな順序で処理されています。

    ✨ 算数のできる子の "頭の中" の3ステップ

    📖 文章を読む
    🎨 頭の中で絵を描く
    ✏️ 絵を式にする
    ✨ 真ん中の "絵にする" が一番大切

    ところが、つまずく子の頭の中はこうなっています。

    😵 つまずく子の "頭の中"

    📖 文章を読む
    ↓ いきなり
    ✏️ 式を作ろうとする
    ⚠️ 真ん中の "絵にする" が、ごっそり抜けている!

    「文章を絵にする」という、たった一つのステップ。
    これがあるかないかで、文章題の見え方が180度変わるのです。

    🍎 「絵にする」を実演します

    「りんごが 3個、みかんが 2個あります。
    あわせていくつでしょう?」
    ↓ 絵にする
    🍎🍎🍎 + 🍊🍊
    ↓ 式にする
    3 + 2 = 5
    ✨ 絵が描けたら、式は自然に出てくるんです

    🔑 演算を決めるキーワードを覚える

    もう一つ、知っておくと一気に立式力が上がるコツがあります。

    文章題には、「どの計算を使うか」を教えてくれる合図の言葉があるのです。

    🔑 演算を決めるキーワード一覧

    「あわせて」「ぜんぶで」「ふえると」 ➕ 足し算
    「のこり」「ちがいは」「へると」 ➖ 引き算
    「〜ずつ」「〜倍」「〜こずつ」 ✖ かけ算
    「分ける」「〜人ずつに」「いくつ分」 ➗ わり算
    ✨ このキーワードを指でなぞる癖がつくと、立式は劇的に速くなります
    まるちゃん先生
    「あわせて」が出てきたら足し算。
    「のこり」が出てきたら引き算。
    この合図を聞き取れる耳が、文章題の力なんですよ🐾

    🌱 家庭でできる「絵にする練習」3ステップ

    難しい教材は不要です。お子さんと一緒にできる、3つの練習をご紹介します。

    🎨 ステップ①

    まず、鉛筆で絵を描かせる

    文章題が出てきたら、答える前に「絵を描いてみよう」と一言。
    簡単な丸や線で十分です。
    "絵を描いてから考える" 順序が体に入ると、立式は劇的に変わります。

    📖 ステップ②

    文章をゆっくり音読してあげる

    親御さんが、登場人物ごとに区切って読んであげてください。
    ○○くんは~」「先生は~」と、お話のように。
    場面が頭に浮かびやすくなります。

    🔍 ステップ③

    「合図の言葉」を一緒に探す

    あわせて、はどこ?」「のこりって書いてあるね」と、キーワードを一緒に指さしする。
    自分で見つけられるようになるまで、何度でも手伝って大丈夫です。

    ❌ 親がやりがちなNG対応

    ❌ NG①「式は後でいいから、答えを書いて」

    答えを覚えても、立式の力はつきません。
    式を立てるプロセスこそが、お子さんの算数の本当の力を育てます。

    ❌ NG②「ちゃんと読みなさい」と叱る

    "ちゃんと" の意味は、お子さんにはわかりません。
    かわりに 「絵を描いてみよう」 と言い換えてあげてください。
    はるかに具体的で、お子さんの手が動きます。

    ✨ つまずきが取れたサインと、次のステップ

    ✨ こんな姿が見られたら、立式力が育ち始めています

    お子さんが文章題を見たとき、自然に鉛筆で図や絵を描き始めたら、それは大きな前進です。
    「これはあわせる問題だ」「これは分ける問題だ」と、自分で言えたら万全です。

    ここから先は、4年生の「式と計算の順序」、5年生の「割合」、6年生の「比」──。

    すべての算数は、「文章を絵に変換する力」が土台になっています。

    まるちゃん先生
    文章題は、急がば回れ🐾

    絵を描く時間こそ、お子さんの算数の力を一番育てる時間なんです。
    📖 連載について このコラムは、AIを活用した教育キャラクター「まるちゃん先生」が、小学校算数のつまずきについて語る連載です。

    まるちゃん先生は、元小学校教員+数学教室主宰という経歴を持つ架空のキャラクターであり、実在の人物ではありません。ただし、語る内容は、現場の教育実践と数学教育研究に基づいて構成しています。お子さんとの向き合い方の参考になれば幸いです。
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