小1VOL.03⏱ 読了 約5分教えて、まるちゃん先生

「8+5」「12-7」が解けない子に教える、本当の教え方

小学1年生がつまずく「10のかたまり」が見えない世界 🤔

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    「8+5」を指で数え始める。

    「12-7」で、しばらく固まってしまう。

    1年生のお子さんを見ていて、こんな場面はありませんか?

    これは、お子さんの頭の中で何かが見えていないサインです。
    今日はその "見えていないもの" の正体を、一緒に解き明かしていきましょう。

    まるちゃん先生
    実はこれ、1年生の最初で最大の山なんですよ🐾
    ここを越えられるかどうかで、その後の算数がぐっと楽になるんです。

    🤔 なぜ「8+5」は1年生最大の壁なのか

    1年生の算数で、最初に親御さんが「あれ?」と思うのが、繰り上がりの足し算です。

    • 5 + 3 → スラスラ ✨
    • 8 + 2 → これも大丈夫 ✨
    • 8 + 5 → ……指が出てくる、止まる 😵

    なぜ「8+5」だけ、急に難しくなるのでしょう。

    理由は単純で、答えが10を超えるからです。

    そしてここに、1年生の算数の隠れたテーマがあります。

    👀 つまずきの正体は「10のかたまり」が見えていないこと

    私が現場で何度も見てきたのは、こういうお子さんの姿です。

    「8、9、10、11、12、13……」と、1から数える指数えで答えを出しているお子さん。

    これは間違いではありません。むしろ、努力して答えを出そうとしている素晴らしい姿です。

    でも、ここから先に進めない子が出てきます。

    なぜか。それは、10を「ひとかたまり」として見る感覚が、まだ育っていないからです。

    まるちゃん先生
    「答えにたどり着けるか」と「10のかたまりが見えるか」は、別の力なんです🐾

    🔑 鍵は「10をつくるペア」── 補数の感覚

    数学の世界では「10の補数」と言いますが、難しく考えなくて大丈夫です。

    要は、「いくつといくつで10になるか」のペアのこと。

    🔢 「10のペア」を覚えよう

    1 と 9 → 10
    2 と 8 → 10
    3 と 7 → 10
    4 と 6 → 10
    5 と 5 → 10
    ✨ このペアが 3秒以内に 出てくれば合格です

    このペアが反射的に出る子は、繰り上がりも繰り下がりもスムーズに進みます。

    逆に、まだペアが出てこない子は、必ずどこかでつまずきます。

    🍒 教科書の魔法「さくらんぼ計算」

    1年生の教科書には、さくらんぼ計算というやり方が出てきます。

    聞いたことのある親御さんも多いと思います。これは魔法ではなく、「10のかたまりを作る考え方」を図で教える方法なのです。

    🍒 さくらんぼ計算で「8+5」を解いてみる

    ① 8 + 5
    ↓ 5を「2と3」に分ける
    ② 8 + 23
    ↓ まず 8と2 で 10 をつくる
    10 + 3
    ④ = 13
    ✨ 5を 2と3 に分けるところが、さくらんぼ🍒の "実" の部分です

    これがスムーズにできるためには、結局「8といくつで10?」が即答できることが必要。

    つまり、すべての出発点は 10のペア なのです。

    🌱 家庭でできる「10のペア」遊び3ステップ

    難しい教材は不要です。家でできる、3つの遊びをご紹介します。

    🎵 ステップ①

    「10になる組」を口ずさむ

    お子さんと一緒に「1と9で10、2と8で10、3と7で10……」と、まるで歌のように口ずさんでみてください。
    歌になると、反射的にペアが出てくるようになります。

    ✋ ステップ②

    指で「10」をつくる練習

    両手の指10本を使って、「これとこれで10だね」「あといくつあれば10?」と確認する遊びを。
    1年生にとって、指は最強の教具です。

    🎲 ステップ③

    「あといくつで10ゲーム」

    親御さんが「7!」と言ったら、お子さんが「3!」と返す。
    「6!」「4!」「2!」「8!」とテンポよく繰り返してみてください。
    3秒以内に出てくれば合格です。

    ❌ 親がやりがちなNG対応

    ❌ NG①「指じゃなくて頭で考えなさい」と取り上げる

    1年生にとって、指は思考の道具です。
    取り上げると、考えること自体ができなくなります。

    ❌ NG② 同じ問題を何度も繰り返させる

    答えを覚えるだけでは、ペアの感覚は育ちません。
    問題を変えて、いろんな組み合わせを体験させましょう。

    ✨ つまずきが取れたサインと、次のステップ

    ✨ こんな言葉が出たら、10のかたまりが見え始めています

    お子さんが「8+5」を見て、「8と2で10、あと3で13!」と頭の中で数を分けられたら、もう大丈夫です。

    ここから先は、繰り下がり(12-7なら、12を10と2に分けて……)も、2年生以降の位の感覚にも、地続きで伸びていきます。

    まるちゃん先生
    1年生の算数は、焦らずに10のかたまりを見せていく時期なんです🐾

    歌うように、遊ぶように、楽しんで。
    それが一番の近道なんですよ。
    🎵 うたでも まなべます|かなで先生

    繰り上がりの土台「10の合成・分解」は、たしひきの歌で耳から補強できます。

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    📖 連載について このコラムは、AIを活用した教育キャラクター「まるちゃん先生」が、小学校算数のつまずきについて語る連載です。

    まるちゃん先生は、元小学校教員+数学教室主宰という経歴を持つ架空のキャラクターであり、実在の人物ではありません。ただし、語る内容は、現場の教育実践と数学教育研究に基づいて構成しています。お子さんとの向き合い方の参考になれば幸いです。
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