小学6年生

小学6年生の関わり方と学びの指針|国が大事にしていることと、家でできること

「6年生になったら、家では何をすればいいのでしょう」。
小学校の学びの総仕上げの年です。国が大事にしていること(小学校学習指導要領)と、家でできることをまとめました。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。


学習指導要領が大事にしていること

小学校の学びの土台は「小学校学習指導要領(平成29年告示)」です。

文部科学省は、育成を目指す資質・能力を3つの柱で整理しています。

  1. 知識及び技能:何を理解しているか、何ができるか
  2. 思考力、判断力、表現力等:理解していること・できることをどう使うか
  3. 学びに向かう力、人間性等:どのように社会や世界と関わり、よりよい人生を送るか

この3つは、ばらばらではなく、相互に関係し合いながら一体的に育成するものとされています。
授業の改善の視点として示されているのが、「主体的・対話的で深い学び」です。知識を覚えるだけでなく、考え、話し合い、深める。その学び方が、小学校の6年間の積み重ねの先にあります。

家庭の関わりも、この3つの柱で見ると整理できます。「知識」だけを先取りするのではなく、「考える経験」と「学びに向かう気持ち」を含めて見ることです。

6年生で学ぶこと(主なもの)

算数:小学校の計算の仕上げと、中学への橋渡し

学習指導要領の算数で、6年生では次のような内容を学びます。

  • 分数の乗法及び除法(分数同士のかけ算・わり算)
  • 円の面積の求め方
  • 角柱及び円柱の体積
  • 縮図や拡大図、対称な図形
  • 比、比例・反比例
  • 文字を用いて式に表すこと
  • データの代表値(平均値など)や、度数分布を表す表やグラフ

分数の計算は小学校の計算の総仕上げです。文字を使った式や比例は、中学校の数学につながっていきます。

国語:漢字1,026字が出そろう

第6学年の配当漢字は191字です。第1学年からの合計は1,026字となり、小学校で学ぶ漢字が出そろいます。

家庭科は5年生から続く教科

家庭科は第5学年から始まる教科で、6年生でも続きます。生活を自分で整える力は、中学進学後の自立にもつながります。

家でできること(私の提案です)

  • 計画は、子どもが立てる:宿題や翌日の準備の段取りは、子ども自身が決める。親は確認役に回ります。中学では、この力がそのまま必要になります
  • 間違いを、自分で見つける習慣:答え合わせを子どもがする、間違えた問題を解き直す。「親が採点する」役割を、少しずつ手放す時期です
  • すきま時間と動画を、引き続き味方に:共働きのわが家では、毎日つきっきりで教える時間はとれません。すきま時間の活用と動画は、心強い味方です。子どもが学習の歌を口ずさんでいたこともありました
  • 進路の話は、早めに、穏やかに:中学でどんな生活が始まるかを、子どもと話しておく。部活動や通学のことなど、楽しみにできる要素から話すのがおすすめです(08の記事)
  • 家庭の仕事を、正式に任せる:料理、洗濯、掃除の一部を「担当」として任せる。家庭科の学びと、中学後の自立の、実地の練習です

6年生の家庭の関わりは、「教える」から「任せて見守る」への移行です。全部を手放すのではなく、1つずつ渡していく。その渡し方が、この1年のテーマだと私は思います。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
学びのことで迷ったときは、学校の先生に相談できます。

出典

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