小学6年生

小学6年生の発達で気をつけたいこと|学校の健康診断で見ること・相談してよいサイン・相談の仕方

「気をつけたいこと」と聞くと、少し身がまえてしまいますよね。このページは、わが子をチェックするためのものではありません。
小学6年生の時期の健診の仕組みと、気になることがあったらどこに聞けるかをまとめました。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。


学校の定期健康診断で見ること

学校では、学校保健安全法に基づく定期健康診断が毎年行われています。

学校保健安全法施行規則で定められている検査の項目は、次の11項目です。

  1. 身長及び体重
  2. 栄養状態
  3. 脊柱及び胸郭の疾病及び異常の有無並びに四肢の状態
  4. 視力及び聴力
  5. 眼の疾病及び異常の有無
  6. 耳鼻咽頭疾患及び皮膚疾患の有無
  7. 歯及び口腔の疾病及び異常の有無
  8. 結核の有無
  9. 心臓の疾病及び異常の有無
  10. 尿
  11. その他の疾病及び異常の有無

結果のお知らせが来たら、家庭で確認し、受診や相談を勧める内容があれば、その機会を逃さないことが大切です。

この時期に加わる、予防接種の節目

11歳ごろは、二種混合(DT)ワクチンの追加接種の時期です。厚生労働省によると、11歳になったら追加の接種を行い、11〜12歳までの期間が標準的な接種期間です。詳しくは07の記事に書きました。

相談してよいサイン

診断はできませんし、このページで見分けることもできません。
ただ、「こういう様子が続いたら、一度相談してみよう」という目安を持つことはできます。どれも「相談してよい」ことであって、「異常」という意味ではありません。

学習のこと

  • 特定の教科だけ、つまずき方が極端に目立つ
  • 読み書きや計算の苦手さが、学年を進んでも変わらず続いている
  • 集中が続かず、授業や宿題に支障が出ている

通常の学級での学習におおむね参加でき、一部特別な指導を必要とする児童生徒については、通級による指導という仕組みがあります。気になる場合は、学校に相談できます。

行動・気持ちのこと

  • 元気がない、食欲や睡眠が大きく乱れる日が続く
  • 学校に行きたがらない様子が続く
  • 友だち関係のトラブルが長引いている

24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)は、いじめやその他の子どものSOS全般について、子どもや保護者が24時間いつでも相談できる窓口です。子どもの気持ちの相談先として、家庭でも共有しておくと安心です。

体のこと

  • 体重や身長の伸び方が、健診結果で大きく気になる
  • 体の変化(思春期の変化)のことで、本人が悩んでいる

この時期は変化の幅が大きい時期です。数字だけでは判断せず、かかりつけ医に相談してください。

相談の仕方

「具体的な場面」を伝える

「勉強が遅れている気がする」だけより、「計算はできるけれど、文章題になると手が止まる」という場面のほうが、先生や専門家は一緒に考えやすくなります。学校の面談や、健診結果の相談の機会を使ってみてください。

相談先は、いくつもあります

  • 学校の先生・養護教諭:日ごろの様子を知っている、一番身近な相談先です
  • スクールカウンセラー:学校に配置されています。気持ちの相談ができます
  • かかりつけ医:体と発達の相談先です
  • 24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310):子ども自身も相談できます
  • こども家庭センター:お住まいの市区町村の窓口で、子育て全般の相談ができます

「様子を見ましょう」と言われたら

その日のうちに答えが出ないこともあります。その場合は、「どれくらい様子を見て、次はいつ相談すればよいですか」と聞き返して大丈夫です。

健診や相談は「判定」の場ではありません

小学6年生は、中学進学を前に、支援や配慮の引き継ぎを考える時期でもあります。気になることがあれば、進学の前に学校に相談してみてください。
気になることがあるのに「大げさかな」と置いておく必要はありません。親の「何か気になる」という感覚は、大切な情報です。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
気になることがあるときは、学校の先生やスクールカウンセラー、かかりつけ医に相談できます。

出典

← おうちの方へ(ほかの年ごろ)