小学6年生

小学6年生の成長の目安|体・ことば・心・生活の「今ごろ」と、幅の話

「背が急に伸びてきた」「うちの子はまだ小さい気がする」。大きさの差が目立つ年のために。
小学6年生ごろの育ちの目安を、体・ことば・心・生活に分けてまとめました。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。


最初に:目安には「幅」があります

ここに書く数字は、学校保健統計の「平均値」です。
11歳ごろは、思春期の体の変化が始まる子と、まだ始まらない子の差が大きくなる時期です。同じ6年生の教室に、身長が大きく違う子たちが並ぶのは、この時期の自然な姿です。

目安は「比べるため」のものではありません。気になることがあれば、かかりつけ医や学校の健診の機会に相談できます。相談先は、この記事の最後と07の記事にまとめました。

体の育ち

身長と体重:女の子が男の子を上回る時期

文部科学省の「令和6年度 学校保健統計」によると、11歳の平均値は、男の子が身長146.0センチ・体重39.6キロ、女の子が身長147.8センチ・体重40.1キロです。身長も体重も、女の子の平均が男の子を上回っています。9歳・10歳でも、平均身長は女の子のほうが高くなっています。

変化の時期には個人差が大きいため、「平均」はあくまで集団の姿です。わが子の伸び方は、過去の記録と比べるのが基本になります。

肥満と痩身:体型が気になり始める年

同じ統計では、肥満傾向児の割合は男女とも9歳から12歳で最も高くなっており、11歳では男子13.0%・女子10.0%です。一方で、痩身傾向児の割合も、男女とも10歳頃まで上昇する傾向が示されています。
体型への意識が高まる年齢でもあります。家庭では、体重の数字だけで判断せず、食事・睡眠・運動の生活全体で整えていくのが基本です。気になる場合は、学校の健診結果と合わせて、かかりつけ医に相談してください。

目と歯

裸眼視力1.0未満の割合は、小学校全体で3割を超えています。学校段階が進むにつれて高くなる傾向が、統計でも示されています。
むし歯の者の割合は、小学校で4割を下回っています。歯は、この時期も生え替わりが続いています。定期的な歯科受診が安心です。

ことばの育ち

「説明する力」が育つ時期

学習指導要領では、6年生の算数でも「文字を用いて式に表す」ことを学ぶなど、抽象的な表現が増えてきます。
家庭での会話でも、出来事を順序立てて話す力、相手に合わせて説明する力が育っていく時期です。子どもの話を最後まで聞く姿勢が、その力を伸ばします。

読む力の差が出やすい時期

小学校で学ぶ漢字は、6年生の191字で合計1,026字になります。読む量の差が、そのまま理解の差につながりやすい時期です。

心の育ち

自立心と、評価への意識

最高学年として責任ある役割を担う経験が増える時期です。同時に、友だちとの比較や、自分の評価への意識も強くなります。
「自分で決めたい」という気持ちは、自立の芽生えです。安全と健康に関わること以外は、任せてみる場面を少しずつ増やしていく時期だと私は思います。

思春期の入口が続く

体の変化に戸惑う気持ち、親に話したくないことが増える変化。そのどちらも、自立へ進む過程の姿です。変化の時期や表れ方は、子どもによってちがいます。

生活の育ち

睡眠の目安は9〜12時間

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、アメリカ睡眠医学会の推奨として、小学生は9〜12時間の睡眠が紹介されています。中学進学を見据えて、就寝時刻が後ろにずれすぎないよう、生活の土台を整えておく時期です。

自分で管理する範囲が広がる

宿題、翌日の準備、お金の使い方、スマホやゲームの時間。「親が管理する」から「自分で管理する」へ、橋渡しの年です。最初から完璧にはいきません。失敗を含めて、練習の時期だと考えています(08の記事)。

気になるときは

  • かかりつけ医・学校の健診結果の相談
  • 学校の先生・スクールカウンセラー
  • 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(子ども自身も、保護者も相談できます)

体の育ちにも心の育ちにも、大きな幅があります。そのうえで、気になることがあれば、相談してよいのです。

このページは、子育て中の一人の親が、わが子のために調べたことをまとめたものです。先生でも、お医者さんでもありません。
気になることがあるときは、かかりつけ医や学校の先生に相談できます。

出典

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