「3.6 ÷ 0.4 = ?」――小学5年生の小数÷小数。
5年生の算数で最も難しい単元と言われます。「0.4で割る?小さくなるんじゃ?」――直感に反する場面が出てくるからです。
3.6 ÷ 0.4 を計算するコツ:
割られる数も、割る数も、両方10倍する。
3.6 ÷ 0.4 = 36 ÷ 4 = 9
なぜ?:分数の性質と同じ。「分母分子に同じ数をかけても値は変わらない」。3.6/0.4 と 36/4 は同じ値。だから両方10倍してOK。
もう一つ大事なのは、「1より小さい数で割ると、答えは元より大きくなる」という事実。3.6を0.4で割ると9(元より大きい!)。これが「割り算は減る」という直感を裏切る場面です。
小数÷小数を見たら、まず「両方10倍」「両方100倍」と唱えて整数の問題に変換。リズム化が定着のコツ。
「3枚のピザを、1人0.5枚ずつ分ける。何人分?」→6人分。「割る数が小さい→答えが大きくなる」体験を。
3.6÷0.4≒3.6÷0.5≒7。予想で大きさを確かめる。9なら正解、桁ミスを防げます。
小数÷小数では逆に増える場面があります。「割り算は減るとは限らない」と、しっかり覆してあげて。
両方を10倍100倍する変換ができる。
「割り算で答えが増える」場面を理解できる。