「9時から10時30分まで何時間?」で迷う子への、経過時間の教え方
小学2年生・経過時間でつまずく原因と、家でできる図解 🕒
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「9時に出かけて、10時30分に着きました。何時間何分かかった?」――小学2年生の経過時間の問題です。
vol05・vol23で時計の読み方をお話ししましたが、2年生では時刻と時刻の差を求める応用問題に進みます。
ここでつまずく子は、時刻(点)と時間(長さ)の違いに混乱しているケースが多いんです。
元小学校教員として20年、現場で見てきました🐾
経過時間の問題は、時計の60進法という大人にも難しい仕組みを扱います。図で考えるのがコツですよ。
経過時間の問題は、時計の60進法という大人にも難しい仕組みを扱います。図で考えるのがコツですよ。
🤔 経過時間の何がむずかしい?
つまずく原因は、2つあります。
- ① 時刻と時間の混同(「9時」は時刻、「1時間」は時間)
- ② 60進法(70分は1時間10分、30分+40分は1時間10分)
大事なのは、計算で求めるより、時計の文字盤を絵で書いて数えること。
「9時から10時で1時間、10時から10時30分で30分。合わせて1時間30分」――2段階に分けて数える習慣が、確実な解き方です。
🕒 9時 → 10時30分の経過
✨ 時刻の差は、線で見ると一目瞭然
🌱 家庭でできる、3つの伝え方
📏 ポイント①
「数直線」で時刻を表す
紙に横線を引いて、時刻を点で書く。「9時、10時、11時」と等間隔で。経過時間は、線の長さとして目で見える。これが2年生の理解を一気に深めます。
⏰ ポイント②
「ちょうど」を経由する
「9時20分から10時10分まで」――10時という"ちょうど"を経由して計算。「9時20分→10時で40分、10時→10時10分で10分。合わせて50分」。区切る習慣が、複雑な問題を解くカギです。
📅 ポイント③
日常の「あと何分?」
「夕食まであと何分?」「テレビまでに何分ある?」――生活の中で経過時間を尋ねる習慣を。実生活で使うと、時間の感覚が体に染み込みます。
❌ 親がやりがちなNG対応
❌ NG① 引き算でいきなり計算させる
「10:30 − 9:00」と計算式で解かせると、60進法でつまずきます。絵や数直線で考える習慣を、まず徹底してください。
❌ NG② 「常識でしょ」と急がせる
時間の感覚は大人でも難しい。子どもは初めて触れる概念です。「ゆっくりでいいよ」と、図で何度も確認する余裕を持って。
✨ 解けるようになったサインと、次のステップ
✨ こんな様子が見えたら、経過時間が分かったサインです
数直線を自分で書いて、2段階で経過時間を求められる。
「11時25分から12時5分まで40分」のような問題が、自力で解ける。
―― ここまで来たら、3年生の「時刻と時間(応用)」もスムーズです。
経過時間は絵で考える。
計算の前に、必ず数直線を書く習慣を🐾
計算の前に、必ず数直線を書く習慣を🐾
📖 連載について このコラムは、AIを活用した教育キャラクター「まるちゃん先生」が、小学校算数のつまずきについて語る連載です。
まるちゃん先生は、元小学校教員+数学教室主宰という経歴を持つ架空のキャラクターであり、実在の人物ではありません。ただし、語る内容は、現場の教育実践と数学教育研究に基づいて構成しています。お子さんとの向き合い方の参考になれば幸いです。
まるちゃん先生は、元小学校教員+数学教室主宰という経歴を持つ架空のキャラクターであり、実在の人物ではありません。ただし、語る内容は、現場の教育実践と数学教育研究に基づいて構成しています。お子さんとの向き合い方の参考になれば幸いです。
