まるちゃん先生
🐾 まるちゃん先生
小学生の算数のつまずきを、やさしく解きほぐします
🐾 優しく 🐾 楽しく 🐾 一生懸命
📖 教えて、まるちゃん先生 / 第37回
🐾 この連載について
このコラムは、AIを活用した教育キャラクター「まるちゃん先生」が、小学校算数のつまずきについて語る連載です。

まるちゃん先生は、元小学校教員+数学教室主宰という経歴を持つ架空のキャラクターであり、実在の人物ではありません。ただし、語る内容は、現場の教育実践と数学教育研究に基づいて構成しています。お子さんとの向き合い方の参考になれば幸いです。

九九を覚える前に伝えたい、かけ算の本当の意味

小学2年生・かけ算の意味でつまずかないための、家庭での伝え方 ✖️

3×4=12。九九で覚えたから言える」――でも、「3×4ってどういう意味?」と聞かれたら、答えられますか?

九九を覚える前にかけ算の意味を理解することが、後の学びを大きく変えます。
意味なく九九を暗記すると、文章題で必ず壁にぶつかるからです。

まるちゃん先生
元小学校教員として20年、現場で見てきました🐾
かけ算は「同じ数のかたまりがいくつ分」。これが見えれば、文章題も筆算も全部つながります。

🤔 「3×4」と「4×3」、ちがう?

答えは同じ12ですが、意味が違います

日本の算数では、「1つ分の数 × いくつ分」という順序を大事にします。
例:「みかんを3個ずつ4皿に」 → 3×4
この感覚が、文章題の立式・小数のかけ算・分数のかけ算まで、すべての土台になります。

🍎 「3×4」の意味を絵で見よう

3こずつ 4つの皿に 3こ 3こ 3こ 3こ 3 × 4 = 12(こ) 「3こずつ」「4皿」 → 3×4 という順番
1つ分の数 × いくつ分 = かけ算の本質

🌱 家庭でできる、3つの伝え方

🍎 ポイント①

「ずつ」と「いくつ分」を意識する

日常会話で、「3こずつ4皿で…」「2人ずつ5チームで…」と言ってみる。「ずつ」がかけ算のキーワード。子どもがこの言葉に敏感になると、文章題が解けるように。

🎲 ポイント②

同じ数のかたまりを並べる

おはじき、ブロック、お菓子で「同じ数のかたまりを4つ作って」と頼む。実物で並べる経験が、かけ算の本質を体に入れます。並べたものが「かけ算の絵」です。

🔢 ポイント③

たし算で確かめる

3×4は3+3+3+3 と同じ」とたし算で確認。九九を覚える前に、たし算の繰り返しでかけ算の答えを出せる経験が大事です。これが分かると、九九を覚える意味も納得します。

❌ 親がやりがちなNG対応

❌ NG① いきなり九九から始める

「ににんがし、にしがはち…」と九九を呪文化すると、意味のない暗記になります。意味→九九の順序を守ってください。

❌ NG② 順序を「どっちでもいい」と教える

大人は「3×4も4×3も同じ」と思いがち。でも、文章題では「1つ分×いくつ分」の順序を守らないと、立式の意味が崩れます。テストでは順序が大事になることもあります。

✨ 意味が分かったサインと、次のステップ

✨ こんな様子が見えたら、かけ算の意味が育ったサインです

3こずつ4人で12こ」と場面と式が一致する。
九九を覚えながら、「これは○がいくつ分か」と意味を考えられる。
―― ここまで来たら、九九の暗記もスムーズに進み、3年生の文章題で困りません。

まるちゃん先生
九九は意味の上に覚える。
意味が分かれば、九九は"歌"ではなく"道具"になりますよ🐾