「これは三角形?四角形?」――小学2年生で出会う図形の分類です。
vol14で小3向けに「正方形は四角形の仲間」という話をしましたが、2年生では「数を数える」感覚で図形を分類します。
つまずく子は、「辺の数」と「角の数」を区別できていなかったり、歪んだ図形を見ると混乱したりします。
三角形・四角形を正しく見るには、2つの新しい言葉を覚えます。
三角形は辺3つ・角3つ、四角形は辺4つ・角4つ。
大事なのは、形の見た目より「辺の数」で判断すること。歪んでいても、辺が3本なら三角形なのです。
「家の中の三角形を3つ見つけよう」「四角形を5つ」――探検ゲームに。屋根・サンドイッチ・サインボード/本・テレビ・絵――身の回りに図形があふれていることに気づくと、図形が好きになります。
図形を見るとき、辺を指で1本ずつなぞって数える。「いち、にー、さん…3本だから三角形」――身体動作と言葉を組み合わせると、覚えが深まります。
折り紙を切って、変な形の三角形・四角形を作る。歪んでいても辺の数が同じなら同じ仲間――この体験が、3年生の「正三角形・二等辺三角形」の入り口になります。
教科書には正三角形や正方形ばかり。でも世の中の図形は歪んでいるのが普通。歪んだ形でも辺の数が3本なら三角形だと、繰り返し見せてください。
大人には自明でも、子どもにとっては新しいルール。「辺は何?角は何?」を、丁寧に言葉で確認してあげてください。
いろんな形の三角形・四角形を見て、すぐ分類できる。
身の回りの図形を「これは四角形だね」と自分から発見する。
―― ここまで来たら、3年生の「二等辺・正三角形」もスムーズに進みます。