🐾 この連載について
このコラムは、AIを活用した教育キャラクター「
まるちゃん先生」が、小学校算数のつまずきについて語る連載です。
まるちゃん先生は、元小学校教員+数学教室主宰という経歴を持つ
架空のキャラクターであり、実在の人物ではありません。ただし、語る内容は、現場の教育実践と数学教育研究に基づいて構成しています。お子さんとの向き合い方の参考になれば幸いです。
「ぜんぶでなんこ?」が解けない子への、文章題入門の教え方
小学1年生・初めての文章題でつまずく原因と、家でできる工夫 📝
「りんごが3こあります。2こもらいました。ぜんぶでなんこ?」――小学1年生で初めて出会う、文章題です。
「3+2=5」の式は書けるのに、文章になると固まる――1年生に多い場面ですよね。
大人には当たり前ですが、子どもにとっては「言葉から数字を取り出す」という初めての作業なんです。
元小学校教員として20年、現場で見てきました🐾
文章題の入り口でつまずく子は、「言葉を絵に変える」感覚がまだ育っていないだけ。家庭で楽しく遊べば、必ず身につきますよ。
🤔 文章題の何がむずかしい?
文章題は、3つの作業を順番にやる必要があります。
- ① 文章を読んで、場面をイメージする
- ② 必要な数字を取り出す
- ③ たし算かひき算かを見極める
vol04でも触れたように、真ん中の「絵にする」ステップが抜けていると、文章題は永遠に解けません。1年生では、まずここを徹底的に育てます。
🍎 文 → 絵 → 式 の3ステップ
✨ 文章題は「絵」がコツ。式は最後に出てきます
🌱 家庭でできる、3つの伝え方
🎨 ポイント①
「絵を描いて」と必ず言う
文章題を見せたら、必ず絵を描かせる。下手でもOK、棒人間でもOK。「言葉を絵に変える」という作業を、小1のうちに体に入れておくことが、後々の応用問題で効いてきます。
🗣 ポイント②
親が場面を演じる
「りんご3こあるね(実物を3つ見せる)。はい、2こあげるね(追加する)。ぜんぶで何こ?」――文章を実演して見せる。子どもは目で見ることで、文章の意味をぐっと掴みます。
📚 ポイント③
キーワードに線を引く習慣
「もらった→たし算」「あげた→ひき算」――数字とキーワードに線を引く習慣をつけます。これが2年生・3年生の文章題に直結する大事な習慣です。
❌ 親がやりがちなNG対応
❌ NG① 計算問題ばかりやらせる
「3+2」のドリルを大量にやらせても、文章題は解けるようにはなりません。式と文章をつなぐ「絵」の練習が必要なんです。
❌ NG② 「ふつうわかるでしょ」
大人にとって自明の文章でも、子どもには初めての日本語。「ぜんぶで」「のこりは」――言葉一つ一つに、意味を一緒に確認してあげてください。
✨ 分かったサインと、次のステップ
✨ こんな様子が見えたら、文章題が分かったサインです
文章を読んで、自分で絵を描いて答えを出せる。
「もらったから、たし算だね」と判断の根拠を言える。
―― ここまで来たら、2年生の「2段階の文章題」もスムーズです。
文章題は絵を描けば必ず解ける。
1年生のうちに「絵にする」習慣を、ぜひ家で育ててあげてください🐾