まるちゃん先生
🐾 まるちゃん先生
小学生の算数のつまずきを、やさしく解きほぐします
🐾 優しく 🐾 楽しく 🐾 一生懸命
📖 教えて、まるちゃん先生 / 第32回
🐾 この連載について
このコラムは、AIを活用した教育キャラクター「まるちゃん先生」が、小学校算数のつまずきについて語る連載です。

まるちゃん先生は、元小学校教員+数学教室主宰という経歴を持つ架空のキャラクターであり、実在の人物ではありません。ただし、語る内容は、現場の教育実践と数学教育研究に基づいて構成しています。お子さんとの向き合い方の参考になれば幸いです。

「□+3=8」が解けない子への、□を使った式の教え方

小学3年生・未知数の入り口でつまずく原因と、家での工夫 🔍

□+3=8。□に入る数は?」――小学3年生で初めて出会う、「□(しかく)を使った式」です。

大人にとっては「あ、5だね」とすぐ分かりますが、3年生にとっては大きな転換点

なぜなら、これまでの算数は「計算をして答えを出す」だったのに、ここから「分からない数を求める」という逆向きの発想が登場するからです。

まるちゃん先生
元小学校教員として20年、現場で見てきました🐾
□を使った式は、中学校で習う"方程式"の入り口。ここを丁寧に乗り越えた子は、文字式やxの世界で苦労しないんですよ。

🤔 □ってなに?

□は「まだ分からない数」を表す記号です。
「□に入る数を見つけてね」というのが、この単元の問いかけ。

つまずくポイントは、「逆算」の発想。
「□+3=8」は、「8から3を引けば□が分かる」と気づけるかどうか。
たし算の問題なのにひき算で求める――この"逆向き"が、初めての発想なんです。

ここで大事なのは、図でイメージできること。式だけで考えると混乱しますが、絵に描けば一目瞭然です。

🔍 □+3=8 を絵で見よう

ぜんぶで 8こ 3 ぜんぶ8から3を取ったら、のこりが□ 8 ー 3 = 5 → □ は 5!
✨ 図にすると、たし算をひき算で解く意味が見えてきます

🌱 家庭でできる、3つの伝え方

📦 ポイント①

「箱の中のあめ」遊び

箱の中にあめがいくつかあって、3つ足したら8になったよ。最初は何個あった?」――現実の場面に置き換えると、子どもは逆算の必要性を自然に感じます。プリントの式より、具体的な物語が理解を加速します。

✏️ ポイント②

「テープ図」を一緒に描く

教科書に出てくるテープ図(横長の四角を分けた図)を、親も一緒に描いてあげる。全体と部分の関係が一目で見えます。「全体が8、部分が3、もう一方の部分が□」――この見方が定着すると、応用問題もスッと解けます。

🔄 ポイント③

逆算の習慣を声でつける

□+3=8 だから、□は 8ー3 で求められる」――声に出して解き方を言わせる。「□から始まる式が、計算では逆向きになる」感覚を、リズムで体に入れます。これが中学の方程式の土台です。

❌ 親がやりがちなNG対応

❌ NG① 「答えだけ言えばいい」

□+3=8 を見て、「答えは5でしょ」と即答だけで済ませると、解き方の論理が育ちません。「なぜ5なのか」を絵や式で説明する練習が、5年生・中学につながる思考力を育てます。

❌ NG② 文字式を急いで教えない

□のかわりにxを使ってみよう」と、中学の文字式を先取りするのは要注意。3年生の脳には早すぎます。□のままで十分、それが算数のリズムを壊さないコツです。

✨ 解けるようになったサインと、次のステップ

✨ こんな様子が見えたら、□の式が分かったサインです

□ー4=6 だから、□は 6+4 で 10」と、式の形に応じた逆算ができる。
テープ図を自分で描いて考えられる。
―― ここまで来たら、4年生の「△と□を使った式」もスムーズです。

まるちゃん先生
□を使った式は、未知の数を求める初めての練習。
中学の方程式まで、ずっとつながる大事な単元ですよ🐾